香里ヶ丘校のブログ

「単位」はなぜ大切なのか?

2022/02/22

小学生のうっかりミスで多いのが、

「単位」の付け忘れ。

 

「別にいいやんなくても。数字あってるやん!!」

 

な~んてよく言われるのですが...

 

実は「単位」ってすごく大切。

これからの算数・数学の救世主になってくれる存在です!!

 

 

まずは足し算・引き算。

「単位」が同じもの同士しか計算できません。

『3(個)+4(時間)』なんて計算はできないのです。

『3(km)-500(m)』も『3000(m)-500(m)』と

同じ長さでも単位をそろえることで、

初めて計算ができるようになるのです。

 

次にかけ算・わり算。

分数に直して、

×を分子に、÷を分母において考えると良いです。

 

例えば、『60(km)』と『20(km/時)』の場合、

かけ算にすると分子に(km)×(km)、

分母に(時間)が残ってしまいます。

 

わり算にすると分子が(km)×(時間)、

分母に(km)、

分子と分母の(km)を約分することで、残る単位は(時間)だけになります。

 

速さの公式を覚えてなくても、

単位を見れば式を作れるようになっているのです!!

 

 

これは中学理科にも応用できます。

例えば圧力の単位、『(N/㎡)』!!

「力の大きさを、面積で割ればいいよ。

その時に面積の単位を㎡に直すのを忘れないで♪」

と単位が教えてくれているのです!!

 

文章問題が苦手な人は、

まず、「単位」をよく見る癖をつけてください!!

それだけで式を立てるのが楽になりますよ♪

 

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