受験勉強の目的とは

秩父市の皆さんこんにちは。

ナビ個別指導学院秩父校です。

いつもナビ個別指導学院秩父校のブログをご覧になっていただきありがとうございます。

さて、「受験勉強は何のためにするか」と聞かれたら皆さんは何と答えますか？

もちろん「志望校合格のため」という答えが多いと思います。高校に合格するためには試験を受ける必要があるので当たり前といえば当たり前ですよね。

ただ、それ以外にも「高校合格以降の勉強に備えるため」という答えもあるかと思っています。

そしてこの場合の「勉強の備え」ですが大きく2つの意味に分けることができます。

一つ目は「高校の勉強内容の基本を身に付ける」という意味です。英語や数学が分かりやすいですが、たとえば数学であれば中3で習う「二次関数」の発展形を高校の数Ⅰで習います。（高校の二次関数はグラフの頂点が原点以外に置かれます。）また、英語であればこれも中3で習う「仮定法過去」の続きとして高校では「仮定法過去完了」が出てきます。

当然ですが中学生の内容がある程度まで理解できていないと高校生の内容は理解できないですよね。そのために受験勉強を通して中学生の勉強内容の総復習をする必要があります。

二つ目は「高校生の勉強量、勉強時間に慣れる」という意味です。今の中学生の皆さんは自分が小学生の時と今と比べてみてください。学校でも家庭でも勉強時間は小学生＜中学生となっているかと思います。習う内容が増えたり難しくなったりしているのである意味当たり前ですよね。

ということはこれが高校生になると勉強時間は中学生<高校生となるのは当然です。そして高校生になるということは環境も変わるということになります。中学生までとは違い高校生は通学時間が長くなり、授業の科目数も増え、さらにそこに部活が加わるととても忙しくなります。そしてその状況でも勉強はしなくてはなりません。

今受験生の皆さんが「勉強が多くて大変だな～忙しいな～」と感じているのならば、同じくらい「大変で忙しい」のが高校生活です。

新しいことを始めるときはとにかく「慣れるまで」が大変です。逆に「慣れて」しまえばそれが当たり前になり余裕も出てきます。

受験勉強を通して「大変で忙しい」状況に「慣れて」おくことで高校生になっても余裕を持って生活が出来ます。頑張りましょう！

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