蒲生校のブログ
2022/05/26
越谷市、草加市の中学生の皆さん、こんにちは。
ナビ個別指導学院蒲生校の大坂です。
草加市内と越谷市内の一部の中学では、1学期の中間テストの時期ですね。
順調に推移しているでっしょうか?
さて、中間テストが終わると約1ヶ月で期末テストが始まります。
あっという間ですから、早めに準備を始めましょう。
今回は、中学生にむけてこれだけはしてはいけない勉強方法をご紹介します。
ご自身の勉強方法と照らし合わせてみて下さい。
音楽を聴きながら、動画を観ながら、おやつを食べながら...
「ながら勉強」は集中力を妨げるのでやめましょう。
どうしても音楽が聞きたい、動画が見たい、という人は勉強の時間とははっきり分けた「休憩」時間を使いましょう。
勉強には、情報を頭に入れる「インプット」と頭にある情報を駆使して問題を解く「アウトプット」の両方が必要です。
ノートまとめはインプットしているように見えますが、きれいに書こうとするあまり、色遣いやレイアウトへの拘りが過度になり「書くこと」が目的になっているノートをよく目にします。成績中位のまじめな女の子によくみられるパターンです。
普段からノートを分かりやすく書くことは大切ですが、それとまとめノートを書くこととは全く別です。
それよりも問題を解くアウトプットに時間をかけるようにしましょう。
テストはすべからく「アウトプット」です。
既に頭の中にできている「道具」を駆使して問題を解いていく、一種の行動です。
ところが、教科書を読むのは「インプット」。
文章を読むだけでは、書かれている公式や約束事を使って目の前にある課題を解決していく技術は身につきません。
大まかな内容がつかめたら、実際に問題を解いていきましょう。
何事も反復練習は必要です。
漢字や英単語などは繰り返し書く練習が不可欠なのは言うまでもありません。
問題なのは、たくさん書くことで満足してしまうこと。
何回書けば覚えられるかは人や内容によって全く異なります。
5回書けば覚えられる人は5回書けばよいのです。
100回書かないと覚えられない人は100回書きましょう。
大切なのは、回数よりも覚えたか、覚えていないかです。
それを確認するために、ある程度書いたら自分で自分をテストしましょう。
そして、間違えてしまったらそれを、もう一度反復練習をして、再度テストしましょう。
これを1日だけでなく、何日も繰り返すことが大切です。
これも、先の「ただ書くだけ」でご説明したのと同じです。
ワークの答えを見て、それを書き写しても1点も上がらないでしょう。
大事なのは「覚えること」です。
これまで書いてきましたように問題を実際に解くことが大切ですが、肝心なのは解いた後の行動です。
✕だった問題は、どこで間違えたのか、なぜ間違えたのかをとことん追求する必要があります。
そのために、間違えた問題だけでいいですから解答解説をじっくり読みましょう。
これが一番大切です。
そして、間違えた原因がわかったらもう一度解いてみましょう。
それで正解できれば、まずは一段落です。
ただ、数日たてば、また忘れてしまいますから、あとで必ずもう一度解き直すようにしましょう。
学校のテストをよく見て下さい。
問題の脇に「知識」「技術」「思考」などと書かれていませんか?
「知識」と書かれている問題は、知っていさえすればできるもの。
「技術」と書かれてい問題は、基本的な知識をそのまま使えば解ける基本的な問題です。
「思考」というのは、複数の知識を組み合わせて解く応用問題です。
応用問題を解くには、その前提として必要な「知識」が身についていて、なおかつそれを使う「技術」が求められます。
「知識」「技術」が身についていない場合は、まずそれから身につけて、その後に応用に取り組むようにしましょう。
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