蒲生校のブログ

【学年評定と埼玉県公立高校入試】

2024/01/25

『越谷市』・『草加市』のみなさん、こんにちは!
ナビ個別指導学院 蒲生校の大坂です。

蒲生校のブログをご覧いただきまして、ありがとうございます!

年が明けたと思ったら、早や1月も終わろうとしています。2月になるとすべての中学校で学年末テストが行われますね。

今回のテストで各学年の定期テストが終了し、その年の学年評定が決まります(中3は2学期末までで決定)。この学年評定が公立高校では結構大切なんです。

【公立高校は第1次から第3次選抜まである】

そもそも、埼玉県の公立高校入試は第1次選抜から第3次選抜までの3段階になっています。ちなみに、令和6年度入試の『一般募集入学者選抜要領』には次のように書かれています。

「一般募集の募集人員の60%~80%を、第1次選抜で入学許可候補者とする。・・・次に、入学許可候補予定者数を満たすために必要な人数の60%~100%を、第2次選抜で入学許可候補者とする。さらに、残りの人数を第3次選抜で入学許可候補者とする。」

つまり、合格者の6~8割は第1次選抜、のこりは第2次選抜で決まり、高校によっては、第3次選抜まで行うということです。

【合否判定において調査書の占める割合】

埼玉県王公立高校入試は、大きく分けて2本の柱で成り立っています。1つは、入試の得点(正式には『学力検査』の得点)と、もう一つは内申点(正式には『調査書』の得点)です(そのほか『その他の資料』があります)。

この入試の点数と内申点の扱いは、ザックリと各選抜段階で次のようになっています。

【第1次選抜】入試の得点:内申点=4:6 ~ 6:4 の範囲で各高校が決定。

【第2次選抜】入試の得点:内申点=3:7 ~ 7:3 の範囲で各高校が決定。

【第3次選抜】入試の点数と内申点が各高校が定めた順位を下回らないものの中から決定。

(詳細は、『一般募集入学者選抜要領』をご覧ください。)

簡単に言うと、多くの合格者を決める第1次選抜では、内申点が4割から6割も占めるということなんです。

そしてこの内申書に『特別活動等の記録』『出欠の記録』など様々な項目がありますが、なんといっても一番大きいのが『各教科の学習の記録』です。この『学習の記録』は、定期テストの点数、授業態度や提出物の取り組みなどによって評価されます。

【内申点は中学1年生から入る!】

このように入試に直結する内申点なんですが、何年生から含まれると思いますか?

実は、埼玉県の場合、中学1年生から中学3年生まで含まれるんです(各学年の比率は高校によって異なります)。

ですから、埼玉県公立入試は日ごろからコツコツ努力していた生徒ほど報われやすい入試制度といえるでしょう。

それだけ大切な内申点。その『学習の記録』の点数を大きく左右する定期テストに向けて、ナビ個別で頑張ってみませんか?4回まで無料で体験授業が受けられます。下のバナーからお気軽にお問い合わせくださいね。

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