本庄校のブログ
2023/09/09
本庄市のみなさん、こんにちは!
ナビ個別指導学院です。
新学期が始まって、2週間が経過しました。
学校の勉強も新しい単元に入っているかと思います。
本日のお話は、国語における「古文」についてです。
とはいえ、単に古文といっただけではあまりに広すぎる内容に
なってしまいますので、今回はそんな古文の中でも
「現代語と意味の異なる語句」についてお話ししたいと思います。
まず最初は「うつくし」です。
中学校の国語の教科書でいうと、「竹取物語」に出てくることで
有名ではないでしょうか。
この「うつくし」、言葉のイメージからするとそのまま「美しい」と
考えてしまいがちですが、古文では主に「かわいらしい」や
「愛らしい」といった意味で使われています。
実際に「竹取物語」においても「かわいらしい」という意味で
使われていますしね。
次は「かなし」です。
言葉のイメージとしては「悲しい」という意味で考えて
しまいがちですが、中学校の古文においては
「しみじみとしている」「いとしい」という意味で使われることが
一般的です。
最後は「あはれ」です。
「あはれなり」という言葉が特に有名でしょうか。
意味は「しみじみとしていて趣がある」です。美しい景色などを
見て、心を揺さぶられるような感動をおぼえた時に使うような
言葉ですね。
いかがだったでしょうか?
上記に挙げた3つの他にも、古文においては
現代語とは意味が異なる語句がたくさんあります。
言葉の意味をしっかり覚えて、定期テストや北辰テストでは
間違えることのないように注意しましょうね!