川越中央校のブログ

西武文理高校の説明会でトップセールスの力強さを感じました

2024/09/12

ナビ個別指導学院のブログをご覧いただきありがとうございます。

教室長の杉山です。

昨日は西武学園文理中学・高等学校の学習塾対象説明会に参加してきました。

かねてより関心のあったマルケス校長のお話をたっぷりとうかがうことができました。

マルケス校長は昨年度、系列である西武文理大学から校長職に転身されたブラジル出身の先生です。

いろいろな媒体や、実際に薫陶を受けている生徒、そして何よりも保護者の方から絶賛されていて、個人的にわくわくする心持ちでうかがいました。

中学校説明会、高校説明会ともに60分の予定で組まれているところ、それぞれの時間の8割をマルケス校長のプレゼンに充てるというこれまた異色の説明会でした。

率直な印象としてはとにかく熱い男という感じ。

日本に惚れ込んで、日本のポテンシャルを信じ、日本の教育をなんとしても良い方向に変えるんだと、そこに集った塾の先生も巻き込んでそれを達成してやろうという野心があふれていました。

内向け、外向け問わず、彼が矢面に立つ場に居合わせた人間の多くはその情熱に好感を持つのではないでしょうか。

目下のところいろいろな改革を進行中で、それについてもご説明をいただきました。

従来の学力偏重教育を見直し、「非認知能力」の陶冶を主眼とする教育に転換するというのは、正直なところ文部科学省が掲げている「活きる力」の教育や、昨今注目されているEQの重要性の高まりと軌を一にするものだと思います。

彼のすごいところは2点。

それを実際に目に見える形で運用し始めている点、そしてそれをトップが強力に主導していることのアピールをしている点です。

彼はご自分の職分をよく理解しておられて、大きな方針を掲げそれをブレさせないことこそが最重要と位置付けているように感じました。

自分の率いる西武学園文理はこういう学校なんだと明晰かつ判明に発信し、そしてさまざまな力を使ってそれを拡散していくこと。

私が説明会を受けてブログを執筆して発信するのも今回の説明会の狙いのひとつなのでしょう。

ちなみに説明会参加にあたって事前に気になっていたことも解消しました。

昨年度マルケス校長が就任してさっそくの大きな改革が「校則をなくす」ことでした。

少なくとも私は上のように認識していたのですが、厳密には「在学している生徒たちが入学する前から存在していた校則について、いま実際に通っている生徒たちにゼロベースで規則を検討してほしい。結果として校則らしいものがなくなった」というものでした。

説明会の中でマルケス校長は「あるいは来年度はきっちりした校則が復活するかもしれないが、それは生徒たちの自主性によりけりだ」ということでした。

いずれにしても彼はおそらく直接的に現場に介入するよりは先生たちの手綱を引きながら目標の実現を図るのでしょう。

西武文理は小中高大と備える大きな組織です。

これから面白いことをやってくれそうな学校として要注目と言えるのではないでしょうか。

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