令和9年度（現中1）からの埼玉県高校入試の主な変更点（暫定版）

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令和9年度（現在の中学1年生）から変更となる埼玉県の県立高校入試について、「入学者選抜実施要項」「入学者選抜要領」の暫定版が10月11日に教育委員会から新たに発表されました。

あくまでも暫定版なので、正式な日程や内容は令和8年5月以降に改めて公表予定だそうです。

今回はこの暫定版要項の中からいくつか変更点をお知らせしていきたいと思います。

①面接が必須

現在は面接を実施していない高校も多々ありますが、全ての高校で実施されます。自己評価資料を事前に提出し、それを参考に面接が行われ、

努力したことや将来取り組みたいことなどを自分の言葉で表現できるかが問われるそうです。

個人面接か集団面接かは高校によって異なります。時間は一人当たり10分程度。点数は基本30点で高校によっては2倍の60点となります。

②特色検査が課される場合有

学科やコースの特色に応じて、実技検査や作文（小論文）が課される場合があります。

作文の試験時間は30～60分、字数は600～1000文字だそうです。

③調査書の得点の算出法

各学年の比率（１年：２年：３年）は下記のいずれかを高校が選択。（９教科×５段階＝ 45 点満点）

〇 １：１：１（135 点満点） 〇１：１：２（180 点満点） 〇 １：１：３（225 点満点）

その上で上記得点を① 200 点 ② 300 点 ③ 400 点のいずれかに換算し、調査書の得点とする。

ちなみに小数点以下は小数第1位を四捨五入。

④特色選抜

・学力検査（テスト）において3教科を超えない範囲で定めた教科について、傾斜配点が行われる場合有。

　傾斜配点とはその教科の得点を100点満点ではなく150点満点か200点満点にすること。

・調査書において、上記の学年の比率を変更する場合有。

　例えば（１年：２年：３年）＝２：３：３など。各学年の最低比率は1で全ての学年の合計値は10以下の範囲で高校が決定。

ひとまず上記4点をご紹介しました。少しでも参考になれば幸いです。

新たな情報が出てきたらまたお伝えしていきたいと思います。

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