学校校則が公開される時代に？

ナビ個別指導学院鶴ヶ島校のブログをご覧いただきありがとうございます。

教室長の杉山です。

このほど文部科学省から「生徒指導提要」を12年ぶりに改訂するとの告示が出ました。

といっても先生（もしくは教員免許を持っている人）以外にはこの言葉は馴染みがないと思います。

平たく言ってしまうと「学校における生徒指導の手引書」といったところでしょうか。

これに関して学校選びにすこ～し影響を及ぼしそうなポイントがこの記事のタイトルの「校則の公開」です。

面白そうなところを「生徒指導提要 改定案」から引用します。

「校則に基づく指導を行うに当たっては、校則を守らせることにばかりこだわることなく、何のために設けた決まりであるのか、教職員がその背景や理由についても理解しつつ、児童生徒が自分事としてその意味を理解して自主的に校則を守るように指導していくことが重要です。そのため、校則の内容については、普段から学校内外の者が参照できるように学校のホームページ等に公開しておくことや、それぞれの決まりの意義を理解し、児童生徒が主体的に校則を遵守するようになるためにも、制定した背景についても示しておくことが適切であると考えられます」ｐ.100-101。

これまで塾で進路指導をさせて頂くうえで校則についてお尋ねいただくことはたびたびあったのですが、実際に通っている生徒から断片的に情報を仕入れるしかなかったところを、今回の改訂が想定通りの運用がなされれば、我々のようなプロはもちろん、ご家庭でもそれぞれの学校の校則をご覧いただけるようになるということです。

今月中を目途にきちんとした形のものを公開するとしているので注目したいと思います。

生徒指導提要（案） https://www.mext.go.jp/content/20220825-mxt_jidou01-000024689-2.pdf

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