鶴ヶ島校のブログ

英語を「話す力」は入試に採用されるか

2022/10/07

ナビ個別指導学院のブログをご覧いただきありがとうございます。

鶴ヶ島校の杉山です。

本ブログをご覧いただく方の大半は埼玉県の方だと思いますのでこの記事のタイトルにはピンとこない方がいらっしゃると思います。

実は今年度の東京都立高校の入学試験に英語のスピーキングテストが導入されることになっております。

都立高校の入試は埼玉よりも少し複雑で、実施時期の順番に並べると以下のようになります。

① 推薦入試

② 学力検査・1次募集分割前期

③ 学力検査・2次募集分割後期

このうちスピーキングテストが導入されるのは ② 学力検査・1次募集分割前期 となります。

これだけを聞くと「大変だ、スピーキングの対策もしなきゃ!」となりそうなところですが、ではどのように合否に影響を及ぼすかというと「700点(学力検査 500点×1.4) + 300点(調査書 65点×約4.6) + 20点(スピーキング) =1020点」で得点を競うとのことでした。少なくとも今年度については「0点よりはマシ」という程度に収まりそうです。

実施については「テスト専用のタブレット端末・イヤホンマイク・防音用イヤーマフの3点を使用」してタブレットに表示された英文を発話してそれを録音するという形式のようで、HPには過去に実施された問題も掲載されていました。

入試への活用が今年度から始まるというだけで試験そのものは以前からあったようですので大きなトラブルは起こらないとは思いますが今年度は11月27日(日)の実施だそうです。

なにはともあれ東京都で導入されたものが埼玉で実施されないとも限りませんので、今のうちから「話す力」へのアンテナを張っておけるといいかもしれませんね。

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