鶴ヶ島校のブログ

感想文・課題作文書き方講座その2

2023/08/18

鶴ヶ島市・川越市・坂戸市の皆さま、

いつもお世話になっております。

ナビ個別指導学院鶴ヶ島校の鈴木です。


今日は先日の続きとして、

読書感想文の書き方を他の感想文や課題作文の書き方に当てはめた場合どうなるかをお伝えしていきます。

ではさっそく行ってみましょう。

【その他感想文への応用】

①何についての感想かを書き出す

 ◎感想文を書く経緯 etc.

②印象に残ったもの・ことを書き出す

 ◎一番印象に残ったところはどこ?

 ◎面白い、すごいと思ったところはどこ?

 ◎何が、どうなった?

③感想・想い

 ◎印象に残った理由は?

 ◎面白い、すごい、以外に感じたことはあった?

④今後どう活かすか

 ◎気づいたこと、分かったことや考えたことはある?

 ◎得たこと、気づいたことをどう活かしていきたい?

いかがでしょうか?

実は読書感想文の設計図とほぼ一緒なんですよね。

ひとつ型をマスターすると転用できることがわかると思います。

では次に課題作文の書き方を行ってみましょう。

【課題作文の書き方】※北辰バージョンです

①資料から読み取れることを書き出す

 ◎読み取ったことのうち、どのテーマについて書き進めるかを1に絞る

②読み取ったテーマと関連しそうな体験を書き出す

 ◎いつの体験?

  「私が◯年生の時〜」で始めるとそれっぽくなります。

 ◎誰が、何をして、どうなった?

③感想・想い

 ◎どんなことを感じた?

 ◎読み取ったテーマとどのように関連しそう?

④今後どう活かすか

 ◎気づいたこと、得たことを今後どのように活かしていきたい?


北辰テストの課題作文ですので、①は第一段落に、②以降は第二段落に書きましょう。

また、①で書くテーマはなるべく1つに絞りましょう。

文字数・時間の制限もあるので、複数のテーマを使って書くとまとめるのが難しくなります。

「5~6点以上がなかなか取れない...!」という人はこれが原因だったりします。

課題作文は北辰テストのように「二段落構成で」のような条件がつく場合もありますが、

段落内でも起承転結を意識して話を展開していくと書きやすくなります。

感想文も課題作文も1つ型を作れるように、

設計図と起承転結を意識して練習していきましょう。


最後に話を【盛るコツ】をお伝えしていこうと思います。

「話を盛る」というとどんなことをイメージするでしょうか?

具体例を挙げてみます。

例)〇〇の映画を見て感動しました。

上記のような文を

例)〇〇の映画を見に行き、主人公に共感できるところが多くありとても感動しました。

今回は「なぜ感動したのか」「どのくらい感動したのか」という情報を盛ってみました。

「盛る」というのは嘘をつく、ということではありません。笑

「文に肉付けをする」と言ってもいいかもしれません。

盛る時のポイントは3つです。

もう少し詳しく伝えたいな、と思うところに盛る

→程度を表す言葉や感情を表す言葉を使うと◎

相手に伝わりにくそうだな、と思うところに説明を付け加える様に盛る

→状況を説明したり、セリフを入れて場面がイメージしやすいようにしたりすると◎

一文が長くなりすぎない様に盛る

この3つを意識して盛ってみてください。

より想いが伝わる文、分かりやすい文を書けるようになります。

感想文・課題作文はこれからも書く機会は多くあります。

特に大学入試までを考えると、推薦系の入試には小論文を課す大学がほとんどです。

今のうちから書く力を鍛えていきましょう!

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