瀬田校のブログ
2020/12/08
「先生、本読んだら国語出来るようになるの?」
「なるよ。感情移入するってことは、相手の立場になるってことやろ、
それが出来たら国語の筆者の意見も分かるからな」
「なんかオススメの本ない?」
「好きな漫画とか映画の小説版から入るのがええんちゃうかな」
「え、そんなんでいいの?」
「夏目漱石なんか読んでも寝るやろ」
「まぁ、難しそうやし面白くなさそう」
「漱石とか太宰も面白いんやけどさ、結局その時代の人を楽しませるために書かれたものやん。
今の人に向けて書かれた小説じゃないわけよ。やっぱさ、今の人に向けて書かれた本が
一番面白いと思う。鬼滅のノベライズで十分国語の練習になるよ」
「それやったら読めるわ」
「鬼滅の映画見た?」
「見た、泣いた」
「感動したと思うんやけどさ、漫画や映画は、セリフと表情から感情を想像するしかないやん。
でも小説やと地の文で心の声まで書いてるから、登場人物がその時どんな気持ちやったか、
そういう描かれてない裏側までわかるんよ。特に鬼滅はテンポが速いから、
単行本のオマケページで補足することも多いやろ。
だからノベライズの方が設定とか裏側を詳しく書いてるねん。」
「うわぁ、なんか早く読みたくなってきた!」
読書習慣の無い生徒は多く、
国語の読解力は全体的に低くなってきています。
作文の書き方も小学校ではほとんど教えなくなりましたね。
でも大人になると文章力は必要になります。
読解力が無ければ契約書や説明書を読み違え、騙されたり機械の使い方が分からなくなります。
大学のレポートは600字が普通ですし、会社でもプレゼンをする機会は多いです。
そもそも英語や数学や社会や理科も、国語力が無いと解けません。
何を訊かれているのかが分からなければ、答えられません。
つまり国語の力は、全部の科目に影響します。
ナビ瀬田校の教室長は、国語に自信があります。
読書に興味を持たせ、上手な作文が書けるように指導できます。
すぐに成績が伸びる科目ではありませんが、
国語が苦手な方は、一度体験に来てくださいね。
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