瀬田校のブログ

うっかりを減らそう!

2024/11/09

「先生、模試の結果返ってきてる?」

「うん」

「それお母さんに見せる?」

「うん」

「無理!死ぬ!」

「俺の方が死ぬわ!お月謝もらってこの点数、合わす顔あらへんがな」

「まじでムズかってんって、、、」

「ちゃうねん、こっちおいで、特別に先に見せたるわ」

「なになに」

「これが模試の結果な。自分の予想より20点ぐらい低いやろ?」

「うん、まさにそんな感じ」

「細かく見るとな、たしかに70点取れるぐらい理解してんねん。

でもうっかりミスで15点ぐらいいかれてんねん」

「マジで?!」

「ほら、これとか、これなんか単位書いてたら〇やん、これも、これも」

「うわぁ、、、」

「つまりうっかりミスが無かったら70点超えてるんよ。

でもこのうっかりミスを舐めたらアカンのよ、VC3000のど飴よ」

「ちょっと何言ってるか分からないです」

「うっかりミスってのは、思い込みとかクセで間違えてるんよね。

それって、脳の錯覚なんよ」

「錯覚、、、」

「目の錯覚と違って、脳の錯覚に気付くのは人間には不可能やねん」

「そうなんや」

「だから、【自信ある】時ほど、100回繰り返して練習せなアカン。

 その中で、自分のクセや間違えやすい思い込みを見つけんと。

 今回は、なまじっか自信があるせいで繰り返し練習をサボったから、

 本来解けるレベルやのに、脳の錯覚に気付けずに本番で死んでるんよ。」

「そうやったんか」

「練習量増やして、見直しの練習もしようか。」

「うん、、、え、マジでこれお母さんに見せる?」

「先にテスト直しをして、『今なら満点取れます』になってから見せようか」

「そうして!」

「ほな明日から毎日自習室な」

 

計算ミスやスペルミス、

問題をよく読めば正解できたはずのミスなど、

「もったいない」減点が多い人、いませんか?

 

それ、笑い話で済むんでしょうか。

自らの不注意、準備不足で、

実力が正しく評価されていないということです。

会社だったら出世に響きます。

(書いていて自分で胸が痛い)

 

そうです、仕事や入試など、

うっかりミスで人生が変わる場面は今後出てきます。

70点取れる実力なら、70点取りましょう。

「本気出したらいける」

「もし、うっかりミスが無かったら70点超えてたからOK」

ではありません。

 

テスト前は練習しまくってうっかりミスを防ぐ。

テスト中は問題をよく読んで見直しをしてうっかりミスを防ぐ。

テスト後は直しをしてミスの繰り返しを防ぐ。

 

こんなもん、小中学生が自分一人では無理です。

大人だって完璧には無理。

だから勉強のプロにお任せください!

 

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