【時代をさかのぼる　古典文学への招待】

お正月が近づいてきました。
年末年始といえば能・歌舞伎という方もなかにはいらっしゃるかと思います。
そうでない方も、骨董品や歌謡曲などにふと触れると、なんだか懐かしい気持ちになるかと思います。
不思議なことに、自分が生まれた時代・土地でなくとも懐かしい気持ちになります。

ぜひ年末年始の機会に、いままで触れたことがないような、素晴らしいものに触れてみてはいかがでしょうか？
子どもの感性が鋭いうちに、豪華絢爛な藤の花や、切っ先の鋭い日本刀、新鮮な魚のお造りなど、頭では理解できずとも深く心に刻まれるものに触れてほしいと思います。
生々しい感動を、いかに古代の人々が『源氏物語』や『万葉集』に結晶化させているかを見出し、ぜひ理解する古文だけでなく味わう古文を目指し、「なんとなく難しいもの」で終わらせてほしくないと考えています。

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