御殿場校のブログ

【英語対策は早めに!】

2022/11/17

最近中学生さんからよく「英語が難しい...」という相談を受けます。
特に中学1年生さんは2学期に入りテストの内容も難しくなってきたこともあり、
小学校の英語のテストとの大きなギャップに戸惑いが大きいようです。 

英語に苦労する理由は、主に指導要領の改訂に伴う教科書・指導の変化です。
中1のUnit1~Unit5まで(ちょうど今回の定期テストの範囲と合致する辺り)は、
現在の教科書では「小学校の復習」と位置付けられています。
つまり「小学校での学習内容を文法的に整理・理解する」というのが1学期の学習目標となっているのです。
 
小学校の英語の授業で触れた文法や単語を正確に覚えて活用できている生徒さんは残念ながら少数派です。
聞き覚えはあるけど意味やスペルはあやふや...といった状態の生徒さんが多く見受けられます。
実際に生徒・保護者の方から話を聞いていても、小学校の英語の授業はアクティビティのような形式が多く、
「単語や文章を書けるようにする」という練習はあまり重要視されていないようです。
 
旧教科書では「英語は中学校で初めて学習するもの」というスタンスだったのに対し、
現在の教科書では「基本的なことは既に学び終えているもの」として扱われています。
Unit1の最初からbe動詞と一般動詞の使い分けが求められ、同じUnitには助動詞のcanまでが登場します。
小学校で正しく定着させられなかった場合、このスタートはかなり大変なものとなります。
 
英語は小中高、さらにはその先の大学・就職にも影響してくる重要な教科です。
中学生で本格的に英語に苦手意識を持ってしまう前に対策を打てるかどうかが鍵です。
少しでも苦手意識や心配がある方はお気軽にご相談ください。

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