記憶のメカニズムは、記銘(コード化)→保持(保存)→再生(検索)。これはみんな同じです。
★記銘の段階では、刺激から得られる情報の重要度・好感度によって記銘の成功率が変化すると言われています。
つまり、イヤイヤ勉強しているのか・楽しんで勉強しているかの心情によって変わるということです。
どちらが記銘できるか?もちろん楽しみながら覚える方が成功します!
漢字は覚えられなくても、〇〇モンの名前はたくさん覚えていたり、好きな歌手の歌詞は完璧に覚えていたり。そういうことです。
勉強する理由は何でもいいと思います。いい点をとりたい!褒められたい!あの子に勝ちたい!などなど。
前向きに頑張れる理由を、生徒と一緒に見つけるのも教室長や講師の役目ですよね!
★保持の段階では、繰り返して記憶の定着を図るリハーサルが必要。
1回書いて覚えられる子もいるかもしれません。が、大抵の生徒は繰り返して練習することが必要です。
リハーサルの内容に決まりはないので、何をするかを決めることがポイントです。
例えば同じ漢字を毎日10回書く、毎日テスト範囲の教科書を必ず読む、などです。
★再生の段階では、少し心を落ち着かせて冷静になるように努めるのがコツ。
覚えなきゃ!と焦ってしまうと記憶はうまくいかないということです。わたしも落ち着きないのでこの気持ちよくわかります(笑)
生徒が落ち着ける場所で勉強できるようにしてあげることも必要ですね!