御殿場校のブログ
2023/07/05
「今やろうと思っていたのに!!」
一年位前にも書いたことがありますが、
自分が受験生だった時のことを思い出すと必ず取って良いくらい
親に向かってこう言っていた自分を思い出します。
当時は塾にも行かせてもらっていましたし、
成績も別に悪くもなかったと思っています。
でもテストで目標にしていた点数を全部の科目で越えるような
優等生でもありません。
そんな自分を見て苛立ちを覚えた親の声かけに反応した言葉です。
でも、部活が試験休みになり早く帰ってきてお昼寝、
勉強しないと言われるなと思いながら夕方のテレビ、そして夕食、
何も言われないのをいいことに食後のテレビ、そろそろやらないとと思いながら
風呂に行ってテレビ、22時を過ぎてドキドキしています。
そんな時に「いつ勉強するの?」と言われました。
そりゃ言いますよね。
でも本当はずっとわかっていました、やらないといけないって。
でも自分できっかけを作ることができませんでした。
教育にかかわる仕事について20年以上たちますが、
「本人が本気になるのを待っている」「本人が決めるのを見守る」
いろんなタイプの保護者様とお話しました。
いまならはっきり言えます。
一般的な子どもが本当の意味でやる気になるのは失敗を経験してからです。
数%の将来を予測できる子は親があきれるレベルで勉強してます。
当時のダメな私のように子どもたちはわかっています。
やらないといけないことは。。。
仮に言い返されたとしても保護者の方の想いのある言葉は必要なことが多いです。
「毎日毎日・・・」と思うかもしれませんが、
ぜひ声をかけてあげてください。