将来やりたい「こと」

将来やりたいことを仕事として聞くと
本人の言葉ではなく保護者の方の言葉として
「この子はゲームが好きだからゲームに関係する仕事につけたら
いいと思う。ゲームのことになると覚えるのもはやいし理解も判断も早い。」

実はよく聞く言葉です。
少しでも子供に方向性を見させてあげたい、
ちょっとでも考えるきっかけになれば、とおうちの方が考えられる気持ちが
伝わってきてきます。

ただ将来の仕事についてであれば、実は好きなものではなく
好きな「こと（行動）」で考えてあげてほしいです。
ゲームと一括りでいってもその子が好きなのはゲームをプレイすることでしょうか。
それともつくること？つくると言ってもシナリオを考えること？
プログラムを組むこと？グラフィック？音楽やキャラの声優という視点もあります。

もしその子がプレイすることだけが好きでいるのであれば、
全く逆の立場になる「創る」仕事はかなり苦痛を伴う作業になります。

もしかしたらそのようなものを創る「こと」よりもじっくりと工芸品をつくることの方が
好きかもしれません。
実は学校では人と話す（コミュニケーション）ことが好きかもしれません。
身体を動かすことが好きかもしれません。

反抗期にあたる子どもたちと将来の話をするのは骨が折れることかもしれません。
ただ子どもたちの視野を広げることにつながります。

ナビでも目標に向けて頑張ってもらいたいために将来の話をよくします。
職業体験の場なども情報が入った時には紹介しています。

よかったら参考にしてもらえればと思います。

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