静岡南校のブログ

記述力アップのために

2023/08/03

夏休みは作文や読書感想文など、文章を書く課題が出されることも多いと思います。
4月に実施された2023年度全国学力テストで、静岡県は中学生の全教科(国・数・英)で平均正答率が全国を上回りました。
特に国語の正答率は70%を超えていますが、複数の資料を読み解いて答えたり、意見を書いたりする問題が苦手な傾向が出たそうです。
そこで今回は、記述問題の解答に必要な「要約力」と「解答のコツ」に注目して、自分の意見を正しく伝える為のアドバイスをまとめていきます!
☆要約力☆
長い文章を読む際に時間ばかりが掛かってしまい、頭に入ってこないという話をよく聞きます。
国語の試験に留まらず、算数・数学の文章問題や理科の実験内容など、学校のテストの多くが読解力が必要な問題となっています。
そうした悩みを抱える方の多くが「文章の初めから終わりまで同じ配分で文章を読み込んでいる」のだと思います。
特に説明文は筆者の意見を伝えるための部分とそれを説明するための具体例といったように、注目して読んでもらいたい部分とそうでない部分がハッキリと別れています。
新聞を例に挙げると、注目してもらいたいニュースのタイトルを「見出し」に、簡単に内容をまとめたものを「小見出し」に、残りを「本文記事」にというように、読む人が関心度に合わせて知ることができるようになっています。
どこが重要部分なのか、読み返した時に「ここさえ読めばどんな話か分かる!」と思う箇所に線を引く習慣をぜひつけてみてください!
☆解答のコツ☆
せっかく本文を正しく読めても、正しく問題文を理解して記述解答を作ることが出来なければ意味がありません。
本文の読解はもちろん重要なのですが、それ以上に「問題文で問われていることの理解」が何よりも重要です。
例えば「登場人物の気持ちを表している箇所を〇字で抜き出しなさい。」という問題で、本文の内容を勝手に変えてしまったり、気持ちでは無く行動を表す部分を答えてしまっては正解になりません。
また、「傍線部の内容はどんなことを表していますか。」という問題で「~なこと。」というように、文末の答え方が違っていて減点になることもあります。
記述問題は多くの生徒が苦手であり、白紙解答になってしまいがちです。
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