静岡南校のブログ

記憶の定着には工夫が必要

2024/08/08

夏休みの受験勉強でお困りの生徒様は非常に多いですが、
特に多いのが暗記の仕方で悩んでいる生徒様です。
勉強において、"理解が最も重要"なのは言うまでもないことですが、
とはいえ暗記すべき単元や要素もかなり多いのが実情です。

にもかかわらず、多くの生徒は暗記を苦手としているものです。
「覚えられない・辛い・やり方がわからない」
どれも暗記作業とは切っても切り離せない難題です。

ただ、そういった生徒様に「じゃあどのように暗記しているの?」と聞いてみると、
皆一様に「なんとなく」、「ひたすら暗記」、「やりっぱなし」と口にします。

これ本当に勿体ないです。
せっかくやる気になっていて、勉強習慣もできつつある、前向きに頑張れている。
なのに、ただただ辛く、効率の悪い方法を選択してしまっています。
これではやる気を失ってしまいます。
非常に勿体ないです。

では、どうすれば良いのか?
脳の特性を理解して、出来るだけ効率的に勉強しましょう。

例えばエビングハウスの忘却曲線
記憶の定着が時間経過により漸減する割合をグラフで表した有名な法則ですが、
こちらを上手く用いれば、記憶を効率的に定着させることが可能になります。
具体的には、何かを覚えたら1日後・1週間語、1ヶ月後のタイミングで復習すると、
記憶の"モレ"を押しとどめられるようになります。

例えばザイオンス効果
人は日常的に目にすることが多い事柄や人には親近感を感じやすい・重要だと脳が認識するという現象です。
これを利用すれば、例えばテレビを見る隙間時間やトイレ・入浴タイムに
勉強で覚えた内容をチラチラと見返すようにしてみると定着率がグッと上がります。
時間ではなく、回数を増やすことで定着率を上げようという考えです。

他にも、図として覚える・エピソードを絡める・声に出す・期限を設ける等々様々な方法があります。

ただでさえ受験生には時間がありません。
暗記にやみくもに時間を費やすのではなく、
より効率的に、かつ自分に合った方法で暗記を進めていきましょう。
そこで得られるであろう自分に合った勉強法は、一生モノの財産になるはずです。

※ナビには多くの優秀な講師の先生が在籍していますので、
「自分に合った勉強法が見つからない」という生徒様は是非ご相談ください。

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