小山城北校のブログ
2020/09/05
中学2年生で習う「 一次関数 」
今日は、この一次関数の特徴をご紹介します。
中3・高1で習う二次関数を理解する土台になりますので、
今のうちによく理解しておくといい単元です。
特徴① グラフの形
一次関数のグラフの形は「切片を通る直線」です。
切片(せっぺん)とは...
「 y=ax+b 」の「b」の値のことで、
グラフ上のy軸とy=ax+bの交点になります。
また、直線の傾く角度については、
「 y=ax+b 」の「a」の値で変わります。
「a」は、変化の割合や傾きと呼ばれ、
直線の傾き方を決める値になります。
特徴② 変化の割合の求め方
前述したように、一次関数「 y=ax+b 」の「a」は
「変化の割合」と呼ばれることがあります。
例えば、
式中の「a」の値が分からなかったとしても、
xの増加量とyの増加量さえ分かれば
この「変化の割合(=a)」が求められるようになっています。
そもそも「増加量」とは、いくつ増えたか?ということ。
例えば、
xの値が、3→10に増えたとしたら、
増加量は10-3=7より、「7」
また、xの値が3→-15に増えたとしたら、
増加量は(-15)-3=-18より、「-18」...となります。
yの増加量を求めるには
xの値を分かっていることが必要です。
xの値が、3→10に増えるとしたら、
「x=3のときのyの値」と「x=10のときのyの値」を求め、
▲変化前 ▲変化後
「変化後-変化前」でyの増加量が求まります。
そして「変化の割合(=a)」は、分数で求められます。
yの増加量
--―――― = 変化の割合
xの増加量
ぜひ参考にしてみてくださいね!