小山城北校のブログ
2022/10/13
こんにちは、ナビ個別指導学院 小山城北校です。
中学で学ぶ化学変化について、現象を理解することは、イメージしづらく、
反応で行われる内容が難しく感じると思います。
そこで、抑えるべきポイントについて、お話を致します。
1) 酸化
物質が酸素と結びついて別の物質になる化学変化です。
また、酸化されてできた物質を酸化物といいます。
2)還元
酸化物から酸素を取り除く化学変化です。
例) 酸化銅の還元
2CuO + C ➡ 2Cu + CO2
酸化されやすい物質と反応させて、酸化物から酸素を取り除く反応です。
3)発熱反応
化学変化で熱を発生したために、まわりの温度があがる反応
硫化鉄を生成する反応が発熱反応の代表です
例)鉄と硫黄の反応
Fe +S ➡ FeS
4)吸熱反応
化学変化で周囲の熱を吸収したために、まわりの温度が下がる反応
例) 塩化アンモニウム+水酸化バリウム ➡ アンモニウムの発生
2NH₄Cl + Ba(OH)₂ ➡ BaCl₂+2H₂O+NH₃
5)質量保存の法則
反応の前後で、その反応に関係している物質全体の質量は変わらない
(化学変化は物質をつくる原子の組み合わせが変わるだけで、反応に使う原子の種類や数は変わりません)
6)反応する物質の質量の割合
酸化銅 2Cu+O2 ➡ 2CuO
質量の比 銅:酸素=4:1
酸化マグネシウム 2Mg +O2 ➡ 2MgO
質量の比 マグネシウム:酸素=3:2
抑えるべきポイントを理解して、
問題をとく練習をしましょう。