稲城校のブログ

埴輪シリーズ5

2020/03/12

稲城市や多摩区周辺にお住まいの埴輪好きな子たち、こんにちは。

教室長が好きな「埴輪シリーズ」も今週はラスト。


国宝「埴輪 挂甲の武人」です。
群馬県で出土されました。

挂甲(けいこう)は奈良時代の記録に残された名称で、
この写真の埴輪が作られた古墳時代はどんな風に呼ばれていたかはわかりません。
それに挂甲がこの甲(よろい)で合っているのかもわかっていません。

しかしこの後の時代に出てくる鎧(よろい)はここから変化していったものを考えられています。
小札を縦横に紐で綴じ合わせて作られた鎧は、戦国時代のものがたくさん残ってますからね。

大刀と弓矢を持つ武人で、古墳時代後期の東国武人です。
短甲の武人の甲(よろい)と違い、冑(かぶと)には頬当てと後頭部を守る錣(しころ)がついています。
さらに肩甲、膝甲、籠手(こて)、臑当(すねあて)、沓(くつ)と武装レベルもアップしています。

出土した群馬県のこのあたりは武人埴輪が数体、出土していて
埴輪生産地だったかもしれません。


古墳時代の埴輪も、それぞれの特徴からいろいろな歴史がわかって楽しいですね。

この埴輪は教室長のお気に入りのため、自己紹介写真にも使っています。

埴輪に興味を持った子は是非、稲城校に遊びに来て、教室内から埴輪を見つけてね!

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