稲城校のブログ
2020/03/10
稲城市や多摩区周辺にお住まいの日本史好きな子たち、こんにちは。
「埴輪シリーズ」3回目は武人の埴輪です。
写真は重要文化財「埴輪 短甲の武人」です。
埼玉県から出土されました。
戦う人って感じの埴輪ですね。
衝角付冑(しょうかくつきかぶと)という古墳時代中期の冑(かぶと)を被っています。
前頭部が突き出している形が軍艦の衝角のようになっているからこの名前がついています。
さらに横矧板鋲留短甲(よこはぎいたびょうどめたんこう)を着用しています。
これは5世紀までの古墳時代に、九州から東北地方まで、ほぼ全国に普及していた甲(よろい)です。
6世紀からは挂甲(けいこう)の甲が普及しています。
首には丸玉を連ねた首飾りをかけ、左腰には大刀を佩くという完全武装。
表情も戦場を冷静に見渡す歴戦の武人のように見えてきます。
短甲はおなかまでの甲のため、馬に乗りやすい装備なのかもしれないですね。
明日は同時に出土された埴輪を紹介します。
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