本日は中学3年生に向けた「夏休みの過ごし方」についてまとめてみます。
県総体で、ほとんどの中3生(運動部)は、部活を引退されたのではないかと思います。
一方で、中国(全国)大会に出られる方や、運動部以外の部活で、まだまだ部活が続いていく方もおられるでしょう。
どちらにせよ夏休みは「受験の天王山」と言われるほど、受験生にとっては大切な時期になりますので、
効率の良い勉強をしながら、勉強時間も確保したいものですね。
そんな受験生には夏休み中にしておいてほしいことがあります。
それは【1・2年生の復習を完成させること】です。
理由はいくつかありますが、
・9月からの学力テストで納得のいく点数を取るため。
・2学期はイベントが多く、復習が思ったようにできない。
・3年生の1学期の復習もしないといけない。
といった感じで、9月以降は思ったように時間が取れないため、
夏休み中に1・2年生の復習をしておいた方がよいのです。
これから1・2年生の復習を全部するなんて無理だという人もいますが、
まずは計画を立ててみないと分かりません。
計画を立てる上でのポイントをおさえておきましょう。
①過去問を買っておこう
鳥取県も島根県も、書店に行けば過去問が手に入ります。
2025年受験用の過去問集がすでに販売されているはずです。
必ず必要になってくるものですので、買っておきましょう。
過去問を買った際にまず「出題傾向の分析」のページを見ておき、1年間分くらいは目を通しておきましょう。
すると「毎年必ず出る単元」や「あまり出ない単元」が分かります。
あまり出ない単元などは、勉強する上で優先順位は低いですよね?
まずは、毎年出るような単元を優先的に勉強するように計画を立てましょう。
また、国語の作文の文字数や、書き方などは知っておくべきでしょうし、
理科や社会でも記述問題がどれくらい出るのかを知っておくことは大事だと思います。
②「見直しの日」をきちんと作るようにしよう。
計画を立てる際に、ひたすら進めることだけを考えてませんか?
進めることも大事ですが、それ以上に復習をして、定着させることも大切です。
イメージとしては【4日進んで2日復習】か【5日進んで2日復習】位がいいのではないかと思います。
きちんと復習の日を設けて、点数が伸びるようにしておきたいですね。
復習をするときには、一度間違えた問題が、完璧に解けるようにしておきましょう。
③テストの見直しもやっておく
自分がどこが苦手なのか?何ができていないのか?
そういったものはテストの見直しをすることで分かってきます。
例えば、数学で5割くらいの得点率であれば、夏の間は基礎問題を重点的にやっておいた方がよいかもしれませんし、
8割くらい取れているのなら、応用問題を中心に演習をしておいた方がよいですよね。
関数が全然できていないのであれば、関数を優先的にします。
図形が苦手ならば図形の量を増やして頑張りましょう。
復習をするときには、テキストをすべてする必要はありません。
自分に必要な部分だけをやっておくようにしましょう。
そのために今まで受けた学力テストを引っ張り出して、一度見直しをしてみましょう。
④学校の宿題は早めに終わらせよう!!
学校の宿題を放置していると、勉強計画通りに進まなくなります。
夏休みの後半に、学校の宿題で手一杯の状態にならない様に、早めの行動をしておきましょう。
特に、夏休み明けに学力テストがある学校は結構あるのではないでしょうか?
そのための対策ができるように、いまから学校の宿題にはコツコツ取り組んでいきましょう!