橋本校のブログ
2022/05/13
先日のブログ記事では、
「テストに向けての勉強内容」をお伝えしました。
今回は見落としがちな、
「テストに向けての生活習慣」をお伝えします。
学校などでも言われていると思いますが、
「早寝・早起き・朝ごはん」がとても重要です。
今回は睡眠にクローズアップして説明していきます。
早寝をする意義
「寝ている間に記憶したことを
定着させる時間を確保するため」です。
睡眠不足は健康面はもちろん、勉強面でも大敵となります。
脳は寝ている間も働いており、記憶したことを整理しています。
しかし、睡眠不足に陥ると脳で記憶を整理しきれず、
せっかく記憶した内容がまとまらない事態が起こります。
また、整理するのに必要な時間は個人差があります。
そうした観点からも、早く寝て睡眠時間を確実に確保してほしいです。
それと「寝たら忘れそうだから徹夜した」という生徒もいますが、
寝ないと記憶として定着しないため、短期記憶となります。
テストが終わると、テスト内容を忘れてるのがこれです。
たとえ徹夜で目の前のテストを乗り越えたとしても、
長期的な目で見るとあまり効果的とは言えません。
それはなぜか?
定着していないので知識として使いこなせないからです。
保護者の方からよく相談される
「応用が利かない」ということに発展していきます。
「なぜそうなるのか?」と深く理解できていないということです。
脳科学的には
「睡眠時間をしっかり確保した生徒の方が成績があがる傾向が高い」
という研究結果が導き出されています。
一番ベストな睡眠時間は個々人によりますが、
起きてから3時間後に脳が働きだすそうです。
そこから逆算して、何時に起きるのかを考えてみてください。
そうすることで寝る時間も決まってきます。
たかが睡眠、されど睡眠。
ひたすら勉強だけでなく、睡眠を効果的にとるということも
ぜひ考えてみてくださいね。