橋本校のブログ

英語の長文読解について

2024/11/19

橋本市・九度山・かつらぎ町のみなさん こんにちは!

ナビ個別指導学院 橋本校です。



本日は、英語の長文読解のお話です。

英語の長文というだけで、すごく難しそうに感じますよね。

ほとんどの子は嫌いだと思います。

しかし、高校受験においても、大学受験においても、長文読解は必ず出題されます。

特に和歌山県立高校の入試問題では、リスニング、英作文を除くすべてが、長文読解の形式で出題されます。

ということは、長文を読めないと必然的に点数がとれなくなります。

ですから、英語の点数をあげるには、絶対に長文読解ができるようにならなければなりません。


では、どうすれば長文読解ができるようになるのか?

ポイントはいくつかあります。

ただ、まず一番に重要なのが、長文問題にたくさん触れ、長文読解に慣れることです。

当たり前のことですが、これが大切です。

特に中学生は、普段、学校の教科書ででてくる長文しか読む機会がないですよね。

しかも、学校の教科書の長文は、自分一人で読んだりすることはなく、

たいていは、授業の中で学校の先生が説明しながら、読解していきます。

ということは、予備知識なしで、まっさらな状態で長文を読むこと自体、まず無いのです。

それなのに、実テで出てくる長文なんて、解けることが無いですよね。

もちろん、中には解ける人もいるでしょうが、それは、ごく一部だけです。

たいていの人はできません。

だからこそ、シンプルですが、まずは問題にたくさん触れることです。

習うより慣れろという言葉があるとおり、いくら教えてもらっても、

経験なくしては、できるようになりません。

最初は抵抗があるでしょうが、どんどん長文読解に取り組んで欲しいです。


それでは、次に長文読解の取り組み方について、お話します。



ポイント① まずは、注釈に目を通す。

本文の下には、必ずと言っていいほど、注釈が載っています。

基本的には、学校で習っていない単語の意味が書いてありますが、

そこから本文がどんな内容について書かれているのか推測することができます。

それだけで、かなり本文内容が頭に入りやすくなります。

ただし、先入観をもちすぎると誤訳に繋がるので、

あくまでも推測するのであって、断定してはいけません。


ポイント② 問題文に目を通す。


本文を読む前にどんな問題が出題されているのか確かめます。

ただし、確認するのは、問題数の半分くらいで結構です。

それ以上は、確認しても、注目すべき点が増えすぎて、かえって混乱してしまいます。

だいたい、7問くらいで構成されているので、最初の3問くらいを目安にしてください。



ポイント③ 代名詞に注目する。


代名詞には、

【I】や【you】などの人称代名詞

【this】や【that】などの指示代名詞があります。

人称代名詞については、まず登場人物を確認するようにしましょう。

会話分などであれば、誰が話している内容なのかを意識すればいいですね。

指示代名詞については、基本的に国語と同じで、指すものが一つ前の文章に書かれています。

また、これは人称代名詞でも同様のことがいえます。

英語の長文読解は、問われていること自体は簡単なので、

【誰が】【何を】したのかを明らかにできれば、ある程度の問題は解くことができます。



ポイント④ 最初から辞書を使わない。



個人的に、これが一番大切かなと思います。

長文読解をやってみて、分からない単語があるなんて当たり前です。

だからといって、そのたびに辞書を引いたり、携帯で調べて、問題が解けても何の意味も無いです。

入試本番では、分からない単語があっても、自分で問題を解かなければなりませんからね。

ですから、普段からその訓練をする必要があります。

まずは、分からなくても解いてみる。

その中で、前後の文脈から分からない単語の意味を推測する力を身につけましょう。

そして、問題を解き終わって、答え合わせをしてから意味を調べるようにしてください。

もちろん、調べた単語は、しっかり覚えてくださいね。

そうすれば、語彙力も少しずつ身につきます。

単語の意味を推測する力を養って、【分からなくてもある程度読める】を目指して、

長文読解に取り組んでくださいね。




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