努力の方向性

「努力は報われる」
誰しも耳にしたことがある言葉だと思います。

しかし、実際は努力したのに報われないことも多いです。
テスト勉強をしたのに、点数があがらない。
このような経験は、誰しも通る道だと思います。

さて、前回のブログでは
「結果があらわれるのには時間がかかる」といいました。
この結果のために努力することは必須です。

しかし努力をしても報われないのでは、
その努力はしなくていいのでは？
と考えてしまいたくなりますよね。

結論から言うと、
「正しい努力は報われる」です。
ですから努力しなくていいという事は決してありません。

それでは正しい努力とはなにか？
「正しい方法で、正しい方向に向かって、
　正しい距離感で、十分にした努力」です。

正しい方法は、自分に合っている方法です。
正しい方向は、ゴール（目標）のために必要なことです。
正しい距離感は、ゴールまでの期間です。
十分にした努力は、レベルごとの量です。

正しい勉強法は模倣でもいいのですが、言われるままの勉強法ではなく、
勉強法を自分流にアレンジしてください。
これは思考し失敗を重ねることになります。
いわゆるトライ＆エラーですね。
この失敗経験は自身で経験することでしか身に付きません。

次に、目標のために進むべき方向を見誤らないことです。
カーナビをイメージしてもらえば分かりやすいと思います。
現在地と目的地を入力すると、いくつかのルートが出てきます。
最短時間なのか、金額が安いのか、走行距離が短いのか。
目的に合わせて選択していきますよね。
しかし、そもそもナビの示す方向と違う方向に進むと、
軌道修正をするために通らなくてもいい道を進むことになります。
この現在地が現状の学力で、目的地が目標です。
そしてルートが方向性となります。
より効率的なルートを選ぶ必要があります。

３つめの正しい距離感は、時期によって勉強内容を変えることです。
ゲームに例えると、ボス戦前なのに最初の頃の雑魚敵を倒しても、
得られる経験が少ないので、レベルアップに時間がかかり非効率です。
その時期に合わせた必要となる勉強内容を意識してください。

最後の十分にした努力は、前出の３つをやってこそになります。
やはり最後は勉強量がものを言います。
しかし、何も考えずただ数をこなすだけでは効果は低くなります。
繰り返し同じ問題を間違うのであれば、それをどうすれば良いのか、
解決するためのトライ＆エラーが必要です。

このように、努力の方向性を間違えると結果に繋がらず、
頑張ったのに報われないという事態に陥ります。
そうなるとモチベーションが下がりますし、
最悪の場合は自己肯定感にも影響します。

ですから今日から「正しい努力は報われる」
に意識を変えていきましょう！

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