海南校のブログ

「宿題や勉強をうまく習慣化できたらいいのに」

2022/03/04

「宿題や勉強をうまく習慣化できたらいいのに」

そう思われたことはありませんか?

 

勉強の習慣をつけてほしいと思っている保護者の方はとても多く、塾としても一つの課題となっております。

 

今回は、面談時にもお伝えしている4つのポイントについてお伝えいたします。

 

①まずは小さなことから

どんなに小さくてもいいので「まずやってみる」こと。

始めることが、何よりも大事です。

 
人は「いつも通りではないことを排除する」ということを無意識にしています。

そのため、習慣化するには、いつも通りではないという抵抗感に勝ち、

やらなくてはいけないこと(やりたいこと)を行動の中に組み込む必要があります。

やり始める→段々と馴染んでいく→やることが普通になる→やらないと落ち着かない......

この流れが習慣化です。

 
②「完了・完成」にとらわれない

あれもこれもたくさんあると、大人だって面倒になりますよね。

「算数のドリルならできる」「好きな教科のこの単元だったらできる」とか、

宿題全部ではなくて、崩せるところを見つけていくことが大事です

大人は「完了・完成」までを意識しすぎてしまいます。

 
つまり、最初から「終わりまでやる」ということを考えてしまうで、

「そんなにはできない、やりたくない」と思ってしまうのです。

 
完了・完成ではなく、「最初の一歩」を大事にしましょう。

「学校から帰ってきたら、ランドセルを置く。そして宿題のページを開く」。

これだけでも十分です。

 
③プロセスもしっかりほめる

子どもは親に認められたいと思うものであり、

《親からほめられること》は、自己肯定感を育てます。

そしてほめる時は結果だけでなく、そのプロセスもほめてあげてほしいと思います。

結果がうまくいかなかったとしても、そのプロセスをほめてもらえることで、

「僕(私)はできるかも」という気持ちがわき、次のやる気になるのです。

 

 1ヵ月、30日間毎日取り組めば、

「家に帰る→ランドセルを置く→宿題を開く→5分やる→誰かに見せる→ほめてもらう」

という行動パターンまでは習慣化ができると思います。


④やったことを「見える化」

習慣化するうえでは、「記録を取る」というやり方も効果的です。

 
「見える化」をするというのは、習慣化するうえで、重要な要素の一つです。

 
 試しに30日間、「今日の宿題は〇〇。5分間できたか」ということを書いて、

できたらハンコを押すというのをやってみてはどうでしょうか。

大事なことは、クセをつけることです。

クセがつくと、頭と体が「パターン」として覚えていきます。

 
 勉強時間を5分から15分に増やすことは、

「やらない」から「やる」に行動を変えるよりもきっと難しくないと思います。

お子さんと一緒に、まずは5分でも習慣化していくことが大事だと思います。

 

是非、ご家庭でも試してみてください!

そして、ご家庭ではどうしようもなくなったときは、

是非ナビまでお越しください。

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