和歌山東校のブログ

国語という教科への認識(長いけどぜひ読んでください)

2016/12/17

和歌山市の皆様、こんにちは!!
ナビ個別指導学院 和歌山東校です。

突然ですが、私は理数系寄り人間です。
文系と理系をわける境界線も曖昧ですが、
確実に言えるのは理数系寄りだということです。

そんな私は文系科目が少し下手という自覚があります。
でも、数学や英語が苦手だけど、国語の点数が良い生徒がいます。
国語で安定した点数をとってもらい、他の教科に集中してもらいたい。

そんな気持ちから、先日、良くしてもらっている京都の教室長に質問しました。
その教室長は生徒から「先生の国語、わかりやすいな!」と言われるほど
国語が抜群にできる素晴らしい方です。

私も生徒の「できる」を増やしたいので、知識を吸収させてもらえました。
また、この歳になっても勉強は必要だな、と痛感もさせられました。

そして、その教室長のブログに書かれた
国語という教科に対する認識が目から鱗だったので紹介します。


~以下、引用~

実際、数学や英語は公式や文法を暗記すれば如実に点数に反映されるわけですが、

国語はセンスと読書量が全てだという認識が未だ根強く、

教えるのが難しいとか、点数を上げるのが難しいと思われがちです。

 

そんなことはありません。

一番簡単な教科が国語です。

 

皆さんは2歳3歳から国語をペラペラと自在に使いこなしています。

会話も読書もテレビもマンガも看板も広告も周りは全て国語で出来ています。

 

英語で使われる文字は26文字のアルファベットだけなのに対し、

日本語はひらがな・カタカナ・漢字・ローマ字を全て使います。

世界で一番習得が難しいと言われるその日本語を、

皆さんは当たり前に使っているんです。

国語のスペシャリストじゃないですか。

 

長文や小難しい文章への苦手意識があるから敬遠されるだけで、

中身は簡単、毎日使っている道具ばかりです。

 

まして国語は、全教科の中で唯一カンニングが出来る教科です。

答えは必ず本文中にあるんですから。

答えを見つけて、書くだけです。

 

数学のように、今ここに無いものを導き出す必要はありません。

暗記も公式も必要ありません。

筆者の話をちゃんと聞いて、言いたいことを分かってあげるだけで点数が取れます。

 

「どうせつまらなくて難しい話なんでしょ?」

そんな姿勢で筆者の言いたいことが分かるはずもありません。

 

「もしかしたら凄く面白い話かもしれない、人生観を180度変えるような1行に出会えるかもしれない」

そういうワクワクした気持ちで読めば、面白いほど点数が上がります。

 

文章を書くのって凄く面倒で大変なんですよね。

本を書くなんて、ものすごい労力ですよ。

筆者には、そこまでして伝えたいことがあるんです。

特に説明文で出てくる文章は、学者が人生をかけて研究してきた集大成です。

 

きっと、新しい視点や考えを齎してくれることでしょう。

筆者の意見に真摯に耳を傾ければ、国語はずっと簡単になりますよ。

国語を恐がる必要が無いことが分かり、

筆者の話を聞く姿勢さえ出来たなら、

あとのテクニックは私が教えます。

 

国語を「好き」に、いいえ、「武器」にしてみせます。

どうぞナビ常盤校へ!

~引用終わり~


文章とはいえ、筆者の考えや言葉に耳を傾ける。
人の話を真面目に聞くのは、考えてみれば当たり前ですよね。

テストという前提で身構えてしまい、耳を傾けるということを忘れ
「問題」としてしか見ていなかった気がします。

彼は言いました。
「本文を3回読む」
「文章を理解し、筆者の意見と自分の意見との違いなどを考えるため。」

テスト問題のいち文章ではなく、作品として筆者に寄り添う。
そんな国語を教えられるよう、日々精進していこうと思います。

この素晴らしい教室長は京都の常盤校にいます。
京都の知り合いが塾を探していたら、ぜひナビ常盤校を!
もちろん、和歌山東校もよろしくお願いしますね!

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