ゲーム好きな私の中ボスと魔王のとらえ方

和歌山市の皆様、こんにちは！！
ナビ個別指導学院 和歌山東校です。

「ゲームをすると頭が悪くなる。
ゲームをすると目も悪くなる。
ゲームはやめられなくなるから悪影響だ。」

私が子どもの頃からずっと言われている内容です。

しかし、これはゲームだけの問題ではないです。
実際にゲームを取り上げたとしても、
スマホや動画に代わるだけで、結局は勉強に向きません。

実は東大生でもゲーム好きはたくさんいます。
東大＝ガリ勉なイメージが根深いですが、
東大生ほど効率よく遊んでいたりします。

ですから、遊びと勉強のバランスを取ってあげてください。


せっかくなので、ゲームの良いところを挙げてみます。

ドラクエなどロールプレイングゲームの場合
①最終目標（魔王打倒）が掲げられている。
②目標に向かってその都度、少し頑張れば達成できるイベントが用意されている。
③戦闘などでは行動戦略を練る必要がある。
④ほどよく成長した頃に中ボスが登場、歯が立たなくて鍛えなおす。

これを勉強で例えると
①は「志望校に合格する」という目標です。
②は①の達成のための「日々の小さな目標や定期テスト」です。
③は②を達成するための「思考、反省、改善」です。
④は成績や人として「伸び悩む時期の対処法」です。

正直、子どもはそこまで考えていないと思います。
ですから、親がアドバイスしてあげて欲しいと思います。

「今の状況をゲームで例えるとな？」
「まず今のレベルやったら魔王は倒せやんやろ？（志望校合格は厳しい）」
「良くて中ボス倒せる程度ちゃう？（定期テストで程ほどで終わる）」
「時間だけが過ぎて、このまま魔王倒しに行っても負けるで？（受験失敗）」
「まずは中ボスを確実に倒すためのレベルアップしよ！（今すべきことの設定）」

ここまで過激に言わなくてもいいですが、
本人が気付かなければ意味がありません。

それと残念ながら現実は厳しいことも伝えなければいけません。
「アイテムや魔法でお手軽パワーアップ」と
「仲間が倒した分も経験値がもらえる」ことだけは
現実世界では起こりえないということです。

何度も失敗し、それでも諦めず地道に努力した人だけが
レベルアップと良い結果を手に入れられます。

「中ボスと魔王、どうせならどちらを倒しますか？」

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