和歌山東校のブログ

とある中2の勉強へのボヤキと大人の階段

2017/09/20

和歌山市の皆様、こんにちは!!
ナビ個別指導学院 和歌山東校です。


「先生~、こんなん大人になって使うん?」
「進む道によっては使うこともあるかもよ」
「絶対、外角とか内角なんて使わんやろ!?」
「アウトローは打者にとって苦手なコースやな」
「それ野球の外角や!」
「近々、解散総選挙があるらしいよ」
「それは内閣改造!」

「ん~正味の話、大人になってから
 学校で習った勉強なんて殆ど使わんよ」
「そんなん、するだけ時間の無駄やん!」
「実は無駄ではないんだな~」
「なんで?使わんのに?」
「社会に出たらどんな不条理な内容でもやり遂げやなアカンのよ」
「大人になりたくないわ」
「じゃあ、10年後もナビで勉強してる?先生、教えるで?」
「それも嫌やわ。。」
「せやろ?いずれは社会に出て働く日が来る。
 そのときに、外角内角みたいに使わんからしませんとか、
 図形が苦手やから飛ばす~ってのは出来んで?」
「・・・」

「勉強をしてるうちは、守られてるんよ」
「守られてる?どういうこと?」
「例えば〇〇くんが店長だとする」
「うん」
「会社の決まりや上司の指示をきちんと守る社員と
 自分勝手な理由で突然休んだり指示を守らない社員」
「うん」
「どっちと働きたい?どっちになら給料払いたい?」
「・・・多分、ちゃんとしてる社員」
「そうやんな」
「それが守られてるとどう関係あるん?」
「大人になると全てが自己責任になるんよ」
「自己責任?」
「指示されたのに、やろうとしない人は
 会社から必要ないですって言われて終わるよ」
「今日、学校であった頭髪検査とかもそうやで?」
「頭髪検査がなんの関係あるん?」
「髪の毛を短くするのが目的じゃなくて、
 組織のルールを守らせる訓練やね」
「ルールとか嫌やわ」
「ルールは縛り付けるものではないんやけどねぇ」

「ま、勉強してるうちは色んな訓練をしてくれていて、
 失敗しても責任を取らなくても大丈夫」
「それが守られているってこと?」
「せやね」

「なんか分かったわ」
「社会に出たとき、人として恥ずかしくないよう
 心構えや経験を積むのが学校教育かな」
「もちろん、勉強の不出来で将来も変わるから
 みんな一生懸命頑張ってるんやけどね」
「ふ~ん、まぁ頑張るしかないんやな」
「じゃあ、多角形の内角の和の求め方しよか」
「え~、やっぱ面倒や~」

ついつい熱く語ってしまうのは反省点ですが、
勉強に対して前向きに捉えられないときは
色んな話を聞かせてみるようにしています。

ただ頭ごなしに「やらされ勉強」をしても
あまり実入りは少ないですからね。

この生徒は口では嫌々言いながらも
きちんと授業を受けて、内角と外角について
理解を深めてくれました。

彼らなりに不条理に思い、
勉強に対してネガティブになるのは誰しも通る道です。

そうしたときに、そっと諭せる存在でいられるよう
今日も邁進していこうと思います。

しばらく先ですが、定期テストが近付いています。
範囲が広く内容も難しいので、早めの準備が必要です。

ナビの自習室をぜひ、ご利用くださいね。



***********************************************

ナビ個別指導学院 和歌山東校

MAIL:wakayamahigashi@navi-school.com

TEL:0120-941-967【体験授業の申込は こちら から】

営業時間:火~土 15時30分~21時30分

***********************************************

和歌山東校トップへ戻る

PageTop