提出物は大切だけれど

和歌山市の皆様、こんにちは！！
ナビ個別指導学院 和歌山東校です。

いつもブログを見ていただき、
ありがとうございます！！

ここ最近、「しんどい・疲れた」と言って
勉強に身が入っていない生徒が増えています。

そんな中、ある中学生とのやりとりです。

「お！今日の自習は漢字？」
「ちゃうんよ。学校の宿題」
「答え見て写すとかしたらアカンで？」
「隣のページに答えを載せてるのが悪い！」
「いや、それを見ずにしよう！って思わんと」
「ええんよ。とりあえず明日までに
　80ページまで仕上げやなアカンから」
「え？まだ30ページ台やん！？」
「だからヤバイんよ」
「今日の宿題なん？」
「･･･ううん、だいぶ前からの。。」
「コラ！なんでもっとコツコツやっとかへんの！」
「だって忙しかったし、面倒やし」
「忙しいって言っても時間ないわけじゃないやろ？」
「まぁ、そうやけど。。」
「それに今日になって答え写してもなんの意味もないやん！」
「提出できればいいし、とにかく仕上げる。。」
「あ、その宿題にかかりっきりで
　ナビの宿題やってませんとか許さんで！」
「･･･やれてない」
「どうなっても知らんで･･･
　それとな、漢字を書く意味はわかる？」
「提出物やから」
「ちがう！漢字を覚えるためやろ？
　今のやり方はただ写すだけの作業やん。
　そんなんで提出しても、この先の為にならん！」
「どうせ間に合わんし、もう諦めるわ」

これ以上の追求は逆効果だと思い、
話を切り上げました。

面談などで確かに「提出物は大切」と言ってきました。
しかし、「提出さえすればいい」となっては本末転倒。

その場しのぎで提出したとして、
今後に繋がる勉強にはなりません。

でも意外と「提出が目的化」している子どもは多いです。

もしそれを放っておくと。。
数年後、ツケを取り戻すのに時間を割き
その頃の勉強がおざなりに、、なんてことにも。


宿題などが出たらすぐに取り掛かり、
提出期限を守るのは勿論、意義ある勉強を
心がけてほしいと思います。

これは勉強だけでなく、社会人として必要になる
「先を見据えた計画性と行動力」の基礎です。

この生徒がどこまで理解してくれたかは分かりません。
ウザイとしか思わなかったかもしれません。
それでもいいので、しつこく諭して、
今のうちに改善するようこれからも指導していきます。

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ナビ個別指導学院　和歌山東校

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