和歌山東校のブログ

手段と目的

2017/11/25

有功中校区・楠見中校区・紀伊中校区の皆様、
六十谷や善明寺周辺地域の皆様、こんにちは!!

ナビ個別指導学院 和歌山東校です。



「先生、これ答え教えて」
「社会なら教科書に太字で載ってるから
 自分で調べて覚えるようにしよう」
「どんなけ探してもないから言うてるんやん」
「大丈夫、絶対に載ってるのを
 先生も確認してるから」
「そんなん面倒くさいし、答え分かったらいいんよ」
「アカン!そんなんしたら定着せんで?」
「じゃあ、検索サイトで調べよ」
「それも意味ないからアカン!!」
「え~、そっちの方がラクやん」
「自分で調べた方が記憶に残るんよ
 それと、とりあえず答えだけ書いてもアカン」
「とにかく提出できたらいいんよ」
「その考えやめや?学校がテスト前にプリントを
 提出させる意味って何かわかる?」
「内申点なんやろ?」
「それはちがう」
「先生はいつも提出物しろ!って
 内申点に響くからって言うてるやん」
「答えを全部聞いてプリントを提出、内申点を稼ぎました。
 でも問題を解く力は上がっていません。これでいいと思う?」
「それはそうやけど、
 とにかく間に合わせやなアカンから。。」
「そんな勉強意味ないわ。
 それに提出するのは前々から分かってることやろ?
 それを今になって間に合わんって計画性ゼロやん」
「・・・」
「でね、提出するのが目的じゃないんよ
 提出するのは手段」
「じゃあ、目的って内申点なんやろ?」
「内申点をあげるために提出じゃなくて、
 これから先を考えて、学力や理解を上げるのが目的」
「違いが分からん」
「勉強って嫌やろ?」
「嫌やわ、ニートがいい」
「ニートはお金かかるからやめとき。。
 その嫌な勉強はみんな同じように頑張ってるんよ」
「僕の周りはやってないやつもおるで?」
「別に、そいつらに合わせる必要もないやろ?」
「まぁ、そうか」
「みんな嫌やけど、嫌なことを頑張ってる。
 そうしたことから逃げずに頑張りました!
 ってのが内申点と思っておいて」
「ふーん」
「それの大部分を占めるのがテストの点数と
 提出物や授業態度ってわけ」
「結局、提出物やん」
「逃げずに提出物を仕上げたら知識が定着するよ?
 そうして逃げずにやった結果が点数なんよ。
 中間での点数、思い出してみて」
「まぁ、そうやな。。」
「やってることは同じ、でも点数が違う
 それはやり方が間違ってるってことな」
「面倒やけど、調べるよ。。」
「よっしゃ!頑張ってな!」

昨日も自習室は満員御礼でした。
座る席が足りなくて、私のデスクにも座らせ
自習をしてもらっていました。

上の会話は、そんな中での出来事です。
勉強しろ、提出物しろ、あれこれしろと
学校では「させられている」という意識が
どうしても拭えないと思います。

先生が言うから、〇〇くんはやってないから
という他責にすることが増える年齢でもあります。

本質を見抜けないのは致し方ないことですが、
やはり気付いて欲しいと思い、
必要とあれば説教しています。

昔なら「つべこべ言わずやってこい!」
どつかれて終わる内容でしたが、今の時代は
それが出来なくなりましたし、それでは結局
「やらされ」であり、子どもも納得しないでしょう。

辛抱強く、長い目で見て
その子のための指導や説教をしていきますので
「手段と目的」をご家庭でも意識させて欲しいと思います。


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