和歌山東校のブログ

答えを聞くことと、考える力のバランス

2018/01/27

有功中校区・楠見中校区・紀伊中校区の皆様、
六十谷や善明寺周辺地域の皆様、こんにちは!!

ナビ個別指導学院 和歌山東校です。



「先生、この問題わからん!」
「どの問題?ん~、なるほど」
「早く答え答え!」
「例えば、定規を想像してみて。
 0から右にいけば大きくなるやろ?
 負の数でもそれは一緒で変わらんのよ」
「そんなんいいから答え教えてよ!
 先生の教え方、まどろっこしいから嫌やわ」
「そうか!ありがとう!」
「なんで、ありがとうになるんよ!
 で、答えは何になるん?」
「いや、ちょっと待ってな。
 これからは考える力がどれだけあるか?
 ってのを見られるから、問題の考え方とか
 解き方を理解してもらう必要があるんよ」
「なんか嫌やな、面倒くさい」
「4月から中学生になるし、考えることを放棄せんといて。
 この問題も理解したら余裕になるから」
「しゃーないから話聞くよ」
「お!えらい!じゃあ、説明するで」

4月から中学生になる生徒との授業での1コマです。
小6内容が早々に終わったので、中1の数学を
始めたわけですが、負の数の性質を理解する前に
答えを聞きたがっていました。

これではダメだと思い、考えてもらうため
想像しやすい例えを出したわけです。
まどろっこしいと言われてでも、
考えてもらった結果、自分で解けていました。

しかし、習っていない範囲の知識などの
「聞かないと分からない問題」に関しては、
すぐに答えを教えるので、ご安心くださいね。

さて、なぜこんな話をしたかと言いますと、
去年の11月に高2以上を対象に「大学入学共通テスト」の
プレテストが行われたのは、以前のブログにも書きました。

記述式問題が導入され、変更の影響が大きいとされる
数学の問題が先日公表されたのです。

問題を解く過程を他人が分かるように説明する。
これが意外と難しいという結果となっています。

公式はおぼえているので解けるけど、
なぜそうなるのかの説明不足が否めない感じです。

現中学生は高校に入ると、そうした環境での勉強が
当たり前になっていきます。
即ち、考える力、伝える力、応用する力が必要となります。

この生徒達には、ぜひとも考えてもらう習慣を
つけてもらいたいと思うので、これからも
「まどろっこしい」と言われようと思います。


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