春期講習での出来事

有功中校区・楠見中校区・紀伊中校区の皆様、
六十谷や善明寺周辺地域の皆様、こんにちは！！

ナビ個別指導学院 和歌山東校です。

いつもブログを見ていただき、
ありがとうございます！！

「先生～、これ分からん」
「う～ん、まずは考えるクセつけよっか。
　その問題は何を求める必要があるん？」
「水、あ、食塩水。違う食塩や」
「そうそう！考えつけたね！この問題は
　食塩水に含まれている食塩の量を求める必要がある」
「問題の意味がわからんのやけど？」
「これは２つの食塩水を混ぜたときにできる
　食塩水の濃度が7%になるって話なんよ」
「え？8%の食塩水と4％の食塩水をたしたら
　12%になるんじゃないの？」
「水全体のうち、どれだけの割合が塩かって話やから
　2つの食塩水の量で変わるんよ」
「意味わからんし。。」
「ん～、例えばアイスコーヒー作ったことある？」
「あるよ」
「そのコーヒーに更に水だけを入れると味はどうなる？」
「薄くなるに決まってるやん」
「それと同じ発想なんよ」
「え？？？」
「最初につくったコーヒーは例えば、
　水の量の半分がコーヒーやったとする」
「うん」
「そこに最初と同じ量の水を足したら、
　コーヒーの量は変わってなくても、
　水全体に対する割合が減ったことになるから薄くなる」
「あ～、なるほどなぁ。
　先生、なんか分かったわ」
「おぉ、ありがとうな！
　〇〇さんは計算も理解も早いから凄いよ！」
「あ、5分に1回褒めるやつやろ？」
「そうそう！褒めるの忘れんかったやろ？」
「5分後、忘れんといてよ！
　私、褒めたら伸びるから」
「頑張るわ！いやぁ、〇〇さんの授業楽しいわ」
「それも褒めてる？」　
「うん褒めてる。それとお願いがあるんよ」
「お願い？」
「うん。もっと色んな考えやコツを知って欲しいから、
　講習終わっても自習室おいでよ」
「とりあえず明日くるよ」

実際にはホワイトボードに絵を書いて、
見た目で分かるように説明しました。

すると理論的に理解をしてくれ、
もちろん問題は解けました。

やはり、疑問 が 理解 に変わると
教えている側も楽しく感じます。

実はこのあと、考える力をつけて欲しくて、
問題にはない質問をしましたが、
バッチリ答えてくれました。
理解してくれた証拠だと思います。

解き方だけを教えても、この生徒は多分
テストでは出来ないおそれがあったので、
時間はかかりましたが考え方を教えました。

普段は英語しか授業をしていない生徒ですが、
講習会でこうして数学を見れる機会は
本当に嬉しく思います。

自習室に来てくれると信じて、
今日も準備して頑張ろうと思います。

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ナビ個別指導学院　和歌山東校

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