和歌山東校のブログ
2018/05/11
有功中校区・楠見中校区・紀伊中校区の皆様、
六十谷や善明寺周辺地域の皆様、こんにちは!!
ナビ個別指導学院 和歌山東校です。
今週は中間テストのポイントを紹介してきました。
最終日は中3の数学となります。
中3のテスト範囲は展開と因数分解です。
展開で使う乗法公式4つは覚えていますか?
まずは乗法公式を使って式を展開することを、
しっかりと練習しておいてほしいです。
それはなぜか?
展開の逆の手順の因数分解で困るからです。
では「公式ならおぼえたよ!」という人に質問です。
公式を使いこなせていますか?
自信を持って「はい」と言える人は少ないと思います。
公式をおぼえたあと、練習で使いこなさないと
テスト本番では太刀打ちできないでしょう。
というのも、、
各公式を使って単元ごとに問題を解いてもらうと、
ほとんどの生徒は正解できています。
しかし、混合問題となった途端にどの公式を使うのか?や、
先に共通因数を抜き出せば公式が使える、という判断が出来なくなります。
これが「数学は難しい」と言われる所以でもあります。
では、例を使って因数分解のコツをおさらいしましょう。
例:x^2-20xy+100を因数分解しなさい。
見るべきポイントは最後の項(+100)です。
必ず式の最後の項から確認してください。
その項が何かの2乗になっていないか判断をします。
この場合、+100は10の2乗ですね。
ということは(xー10)^2の形の可能性があります。
この時点で最後の項が何かの2乗でなければ、
(x )(x )という形しかありません。
この問題は(x-10)^2が答えとなります。
(xーa)^2 = x^2ー2ax+a^2
の公式を使いました。
このように最後の項で判断していくだけで、
因数分解は面白いように解けるようになります。
もちろん、公式は覚えている前提でのお話です。
では見るべきポイントを使って、
次の例題を考えてみてください。
例:-3x^2-30x-75を因数分解しなさい。
見るべきポイントは最後の項(-75)ですよね?
ー75は何かの2乗ではないですから、
(x )(x )の形だ!と一見判断できます。
しかし、気をつけて欲しいのは最初の項(-3x)です。
実は見るべきポイント②が式の最初の項なのです!
最初の項も同じように、何かの2乗になっていなければ
乗法公式を使うことは不可能です。
この場合、全ての項に共通している(-3)を
共通因数としてくくりだす必要があります。
-3(x^2+10x+25)となります。
ここでカッコ内を因数分解することになります。
見るべきポイントは(+25)ですね。
25は5の2乗です。
まず考えるのは(x+5)^2の形です。
これで2つ目の項の数字とのつじつまが合えば
それが解というわけです。
この場合、つじつまが合いますよね。
ですので解は ー3(x+5)^2 となります。
長くなりましたが、因数分解のポイントは2つ!
①式の最後の項が何かの2乗になっていないか判断
②式の最初の項も何かの2乗になっているか判断
あとは練習あるのみです!
中間テストに向けて、頑張りましょう!
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