和歌山東校のブログ

小学校低学年のうちに身につけたいこと(算数編)

2020/05/30

和歌山市で塾をお探しの皆様、こんにちは!!
ナビ個別指導学院 和歌山東校です。


「え?これ、子ども1人で解けるのかな?」

小学校4年生の保護者の方とのお話です。
学校から大量に配布されたプリントが宿題として、
休校期間中に保護者の方を悩ませたそうです。

そのプリントは「1学期に習う単元」の予習でした。
習っていない内容を子ども1人で考えられないので、
保護者の方が頑張って教えてくれたようです。

「こんな難しい内容が出てくるとは思わなかった...」

現在と過去では指導内容が違うとは耳にしますよね。
ただ、今回の件で保護者の方は身をもって感じたそうです。

実際に4年生(高学年)からは一気に難しくなります。
ただ、それは低学年のうちに基礎を固めれば大丈夫です。
では何をすればいいのか?

まずは、低学年のうちはとにかく「楽しく」を目指してください。
数遊びで楽しく、数と友達になる感覚で大丈夫です。

例えば、一緒に買い物をしたときなどに遊び感覚で質問してみてください。
「このお菓子が30円で、こっちが100円。2つ買うといくらかな?」
正解したら2つとも買ってあげるなど、褒めと褒美は必須です。

こうすると子どもは「計算ができたことに対する褒め」に喜び、
正解に対する「ご褒美をもらえた達成感」が芽生えます。
すると、次の買い物では自発的に計算する確率が高くなります。
なによりいいのは「自己肯定感が上がる」ことです。


次に、途中経過を書かせてください。
式がなくても解ける問題もあります。
低学年のうちはそれでもいいでしょう。

例えば暗算が当てはまりますが、
暗算は式を書かずに計算して100%正解することです。
ですから、間違うのであれば式を書かせてください。

暗算が出来るようになれば、自ずと判断力も上がります。
暗算した方が速いか、書いて計算した方が速いかの判断です。

なにより式を書くと丸暗記しなくなります。
丸暗記のパターン暗記で解けるようになってしまうと、
応用が利かなくなることに陥るのでお勧めしません。

数学的思考で理論立てて考える癖を低学年から育まないと、
目先のテストでは点数が取れたのに、学力調査テストでは全くできなかった。
ということも多々あります。

これからの時代は「思考力・判断力・表現力」が問われます。
それらの礎となるのは、小学校低学年からとなります。

子どもに対して「なんでそう考えたの?」という問いと、
それの成否に関わらず、褒めるということを続けてください。

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