和歌山東校のブログ

思考力(考えるちから)とは?

2022/01/18

和歌山市で塾をお探しの皆様、こんにちは!!
ナビ個別指導学院 和歌山東校です。

1/15と1/16に共通テストが実施されました。
今回は複合的に読み解き、思考力が問われる難しい問題でした。
教科によっては昨年度より10点~20点近く平均点が落ちる予想もあります。

さて、今回は!
このような問題に必要な「思考力」についてお話します。

思考力と聞くと「考えること」と思いがちです。
間違ってはいないのですがニュアンスが難しい言葉です。

「しっかり考えた?」と生徒に質問すると、
「考えたよ!」と返してくれます。
確かに問題に対して考えているので間違いではありません。

ここで一歩踏み込んで質問します。
「どんな風に考えた?」と。
「え、答えはなんだろう?って。。」

このように、実は深く考えられていないことも多いです。

思考力とは
「自身のなかにある知識と知識を結び付け、
 問題を解決する判断をすること」
と考えています。

単純な計算問題であれば、
覚えている公式に当てはめて計算するだけです。
しかし残念ながら、そうした問題や選択問題はどんどん減少しています。
逆に今ある知識を使ってあなたならどう解決しますか?
という問題を投げかけることが増えています。

こうした問題を解決するのに必要なのが基礎知識と、
知識を使いこなす練習となります。

知識がなければ考えることはできませんし、
知識を使いこなす練習をしなければ覚えただけになるからです。
そうした土台が出来てはじめて思考することが可能になります。

では思考力を鍛えるにはどうすればよいか?

なにも特別な能力や勉強が必要ではありません。
普段の生活や会話に「なぜ?」と考えることを増やすだけです。
なぜ〇〇なんだろう?と。

そして不思議に思えば調べるクセをつけてください。
今はスマホがあればいくらでも情報は探せます。

なるほど、こういうことか!という知識や考え方が分かれば、
それをもとに真似したり、そこから思考を広げて別の問題を考えるなど
知識の連想ゲームをおこなうといいでしょう。

実は特に子どもは言われなくても出来ています。
「興味のあることは放っておいてもおぼえるのに。。」
という経験はありませんか?
それが知識の連想ゲームの正体なんです。

ゲームでもアニメでも昆虫や星座でも構いません。
はじめは興味のあることで試して、それを書き起こすといいでしょう。

1つの事柄から複数の事柄をつないでいく。
繋いだ知識から、さらに繋いでいく。
そうして思考した知識は定着しやすいのです。

勉強での思考力と考えがちですが、
普段の生活から得るものがとても重要ということで、
子どもの純粋な「なぜ?」を見逃さないようにしたいものです。

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