酒田校のブログ
2022/07/06
どの学年でもですが、国語の文章読解が苦手な生徒が非常に多い傾向にあります。
また、勉強をするにしてもどのように勉強すればよいかとく分からない部分でもあります。
そこで今日は、国語の文章問題を解くときのポイントを紹介していきます!
≪ 物語・小説 ≫
「登場人物の心情、気持ち、考えの変化とその原因を読み取る」ことがポイントです。
ただ小学校の高学年以降になってくると「嬉しい」や「悲しい」といった直接的な表現が
使われた文章は少なくなります。
なので「感情を表す表現や例え」を語句として覚えていくことが1つです。
これには読書が1番なので出来るだけ本を読みましょう。
また見落としているのが「感情変化の原因となったこと」です。
感情変化は見抜けても「なぜそうなった?」が抜けている人が多いのでそこが問題になると、
分からなくなってしまいます。
証拠集めをするような感覚で「なぜ?」を大事にしましょう。
≪ 説明文・論説文 ≫
これらの文章は基本的に「筆者が読者に何かを伝えたい」文章です。
なのでそこに関わる部分が問題となることが多いです。
第一に「何を伝えたいのか、文章の要旨をつかむこと」がポイントです。
要旨とは簡単に言うとまとめ、ポイントのことです。
その文章を読んで他の誰かに簡単にどんな話だったかを伝えることが出来れば要旨をつかめています。
説明文の作りの種類としては、
①時系列に沿って話が進む型
②頭括型(最初に筆者の言いたいことが書いてある)
③尾括型(最後に筆者の言いたいことが書いてある)
④双括型(最初と最後のどちらにも言いたいことが書いてある)
これらがあります。
多いのは③ですが必ずしも最後に筆者の考えが書かれてあるわけではないことに注意です!
他にも中学生以上だと古文や漢文も入ってくる国語ですが、
どれも人が書いた文章である点は変わりません。
まずは現代文の読解を練習して古文や漢文にもつなげていきましょう!
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