酒田校のブログ
2022/07/13
酒田市にお住いの皆様お世話になっております。
ナビ個別指導学院 酒田校です。
今日は中学2年生で習う一次関数の解き方について紹介をしていきます。
受験生も復習をする上で大事な単元ですよね!
中でも今回は一次関数の直線の式を求める問題について、解説をしていきます。
一次関数の直線の式がわかる4つの求め方
まず、直線の式が計算できるパターンを見てみましょう。
以下の4つの要素のうち、2つが分かれば一次関数の式を求めることができます。
・傾き(変化の割合)
・切片
・直線が通る座標①
・直線が通る座標②
それぞれ解き方を確認してみましょう。
①傾きと切片が分かっているとき
このパターンであれば、簡単に一次関数の式を求めることができます。
一次関数の式「y = ax + b」に傾きの値を「a」に、切片の値を「b」に代入をすれば大丈夫です。
例えば
傾きが3
切片が−2
となる一次関数の直線の式は、
y= 3x −2
となります。
②傾きと直線を通る座標が1点分かっているとき
一次関数の式「y = ax + b」に傾きaと、分かっている座標をx、yに代入をしましょう。
そうするとbについての方程式ができるので、それを解けば一次関数の式を求めることができます。
例えば
yはxの一次関数で、そのグラフが点(3, 8)を通り、傾き2の直線であるとき、この一次関数の式を求めなさい。
という問題で考えてみましょう。
まずはaに傾き「2」を代入してみると、
y = 2x +b
次にx座標「3」とy座標「8」を代入すると
8 = 2 × 3 + b
b = 2
となります。
つまり、この一次関数の式は「y = 2x + 2」と求めることができます。
まずは分かっている傾き、座標をもとの式に代入してみましょう!
③切片と直線を通る座標が1点分かっているとき
こちらの場合に関しても、②の解き方と同様です。
ですので、詳しくは省きますが
分かっている切片と通る座標を「y=ax +b」の式に代入し
aについての方程式を解けば求められます!
④直線を通る座標が2点分かっているとき
2点を通る直線の式を求める問題には、
・変化の割合から求める方法
・連立方程式をたてて求める方法
の2つがあります。
どちらを使っても大丈夫です!
シンプルなのは「y= ax+b」の式にそれぞれ分かっている座標を代入して
連立方程式の加減法で簡単に求めることができます!
まとめ
一次関数の直線の式の求め方はなんとなく理解できましたか?
4つのパターンを紹介しましたが、覚えてほしいポイントは
一次関数の式「y=ax+b」に
傾き
切片
座標
のうち、分かっている2つを代入してみましょう!
ナビでは夏休み明けの2学期中間テストに向けて、準備を始めています。
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