能力を下げる行動　セルフハンディキャッピング

ナビ個別指導学院桜田校のブログを

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今日は精神論も大事というお話です。

心理学者が行ったある実験で、

「今から皆さんには、かなり難しい問題を解いてもらいます。

解く前に2つの薬のうち、1つを選んで飲んでください。」

Ａ　一時的に　能力を上げる薬

Ｂ　一時的に　能力を下げる薬

というものがあります。

　

結果は、解決に自信のない人ほど、

Ｂの薬を選択する傾向が見られました。

理由は...失敗しても薬のせいにできるからです。

　

よくこんなことを話している方が身近にいませんか？

「私、馬鹿だから」「私、頭良くないから」

「テスト勉強全然してないんだよね～」

　

こういった自分への言い訳をセルフハンディキャッピングといいます。

これは、ダメだったときの言い訳をつくることで、

自分が得する状態をつくっているんです。

　

失敗したときは...

「まあ、勉強してなかったし。」

運よく成功したときは...

「思ったより自分すごい！頑張った！」

　

となって、

・失敗による心の負担が軽減される

・成功の価値が高まる

という状況を作り出すことができます。

　

でも...他の実験では、

「どう言い訳しようかな」「勉強してなかったことにしよう」

「分かったいるふりをしておこう」

こういった

セルフハンディキャッピングの準備　＝　自分にはできないという刷り込み

を繰り返していると

実際に自分の能力を下げてしまうという結果も出ています。

必要なときにはぜひ活用してほしい効果ですが、

自分のパフォーマンスを下げていないか気をつけて使いましょう！

　

セルフハンディキャッピング

〇メリット

①自分に誇りが持てる

②自信を保てる

➂心が安定する

〇デメリット

①周囲からの印象が悪くなる

②成功率を下げる

➂言い訳が増す

➃向上心が減る

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