こんにちは!ナビ個別指導学院 天童校です!!
本日は【音読】の重要性についてです。
音読して読めるようにすることが何においても大切!!
音読は、国語に限らず英語や算数・数学でも重要で全ての学力の基礎となります。
①音読の効果
音読には、ワーキングメモリーと呼ばれる記憶力を鍛える効果があります。
国語が苦手な人の中には、教科書を読んでいても、内容が全然頭に入ってこないという人がいます(そういう私も、小中学生の頃はそうでした)。
読んでいる間に、読んだことをどんどん忘れてしまうのです。これはワーキングメモリーの機能が弱いため、起こる現象です。
穴の空いたバケツに水を入れるところを想像してみてください。たくさん水を注いでも、大きな穴が空いていたら、バケツに水はたまりません。
この場合、注いでいる水が読んでいる内容で、バケツが頭ということになります。
バケツに水をためるためには、穴をふさぐしかありません。音読してワーキングメモリーを鍛えることで、"バケツの穴"は少しずつふさがるのです。
②音読は、国語に限らず英語や算数・数学でも重要
音読というと、国語をイメージする人が大半でしょう。しかし、国語に限らず、英語や算数・数学、社会や理科でもできるのです。
英単語は、「f(フ)、rie(レ)、n(ン)、d(ド)」とつづりと読みを対応させながら書いたり、「エフ、アール、アイ、イー、エヌ、ディ」とつづりを声に出しながら書いたりすることで覚えられます。
教科書の英文もすらすら読めないと内容は理解できません。
算数が苦手な子は、平方センチメートルと上手に言えないことがよくあります。九九はすらすら言えないと、覚えているとは言えませんよね。やはり、言えないものは覚えられないのです。
中学校では解の公式を習いますが、「2エイ、ぶんの、マイナスビー、プラスマイナス‥‥」と、まず声に出して言えるようにしないと覚えられません。
墾田永年私財法(こんでんえいねんしざいのほう)と言えないことには、答えを書くことができません。それに、墾田=田を耕す、永年=ずっと、私財=自分のものと、漢字の意味を考えればどんな法律なのかがわかります。
このように、音読とはただ声を出して読めばよいというわけではなく、ねらいに応じて工夫しながら読むことで、読解力の向上につながるとても重要なものなのです。
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