天童校のブログ
2023/05/25
こんにちは!ナビ個別指導学院 天童校です!!
みなさん、算数は好きですか?
算数嫌いになる分岐点とはどこからなのでしょうか?
もちろん人によって躓く単元が様々ですが、その中でも大多数の生徒が躓いてしまう単元があります。
それは「割合」です。なぜなら、算数においてはじめて読解力や暗記力が問われるようになるからです。
それまでは計算問題は順調に解けていた子でも、割合を習い始める小学4年生〜小学5年生でつまづく可能性があります。
まず「4割6分というのは、46%なんだ」と理解しなくてはなりません。
そして「46%割引されるというのはどういうことか」というのも考えなくてはなりません。
「投票率が57%だった市長選挙で42%の票を取ったということは市民からどのくらいの支持を得ているのか」ということなども割合の概念がないと計算が難しいですよね。
こうした概念は子どもには理解が難しいです。
ですが将来、大人になってからもビジネスの場で絶対に必要とされるのでしっかり身につけさせることが大切です!
以前は生活の中で、嫌でも割合について頭を働かせなければならない場面がたくさんありましたが、ゆとり世代以降お店の価格表示は変わりました。
今はバーゲンの価格表示など、割引後の値段まで書かれています。
子ども時代に基礎の反復学習を軽視していたことで今はそれができない人が多いのが現実です。
ただ、
・「割引後の値段も書いてあるのだから困ることもない」
・「必要ならスマホの電卓機能を使えばいい」
という意見もあるでしょう。
しかし、価格交渉などビジネスの現場では瞬時にさまざまな計算ができる人が有利なのは間違いありません 。
割合は生きていくためにとても重要なスキルだと思います!
買いものに行ったときなど、親子で学べる機会をつくれますのでしっかり身につけさせましょう!