天童校のブログ
2023/09/30
こんにちは!ナビ個別指導学院 天童校です!!
多くの小学校で、宿題に出されている音読。
特に、低学年はほとんどの学校で毎日音読の宿題が出されています。
一方、高学年になると、子どもや地域の実態に応じて、だんだん少なくなる傾向に。
私は、音読こそ小学校6年間ずっとやり続けてほしい文化だと考えています!!(;・∀・)
音読が宿題に出されるのは、言葉や文章の理解を深めたり表現力を高めたりする効果があるからですよね。
しかし、音読の効果はそれだけではありません!
今回は、小学生が音読をするとどんな効果が得られるのかについてお伝えします!
①語彙力がアップする
教科書の文章には、新しく知る言葉がたくさん出てきます。
初めて目にする言葉で全く意味が分からない言葉もあれば、聞いたことはあるけれど意味が曖昧だという言葉もあるでしょう。
黙読だけでは読み飛ばしてしまうことがあるため、自分が分からない言葉になかなか気付くことができません。
声に出して読むと、つっかえてしまう言葉や文章が出てきます。
これは、理解が十分でない箇所。このことに自然と気付くことが、とても重要なのです。
②適切な話し方が身に付く
音読練習は、声を出す練習でもあります。
適切な声の大きさというのは、自分ではなかなか分からないもの。誰かに聞いてもらう経験が大切です。
音読の宿題は親などの大人が聞いてくれるため「相手に伝えよう」という意識が働き、はっきり発音したり声の大きさを調節できたりするようになります。
③集中力が高まる
音読をすると、脳の前頭前野が活性化します。
テレビを見たり、ゲームをしたりするときにはほとんど活動をしていない部位です。
前頭前野には、感情をコントロールする役割があります。
そのため、刺激されることによってやる気や集中力が高まるともいわれています。
また、前頭前野は記憶や学習を司る部位でもあるため記憶力のアップにも役立つといわれます。
毎日、宿題に出される音読。
音読には、文章を理解することや表現力を高めること以外にも、語彙力がアップしたり話し方が上達したりするなど、さまざまな効果があります。
そして、この効果を最大限に発揮するためにも、親のサポートは欠かせません。
音読は、聞いてくれる相手がいることが大切です!
普段忙しくてなかなか聞くことができないという人も、ちょっとした工夫で子どもの力を伸ばすことができます。
まずは、子どもの音読の"褒めポイント"を探しながら聞いて、具体的に褒めることから始めてみてください!