山形大学前校のブログ
2023/01/17
山形市にお住いの皆様
いつもお世話になっております。
ナビ個別指導学院 山形大学前校です。
今の高校1年生から関わってくる2025年問題。
どんな問題かというと「教科書」と「入試」が激変することです。
まず1つ目の「2025年教科書 激変ポイント」は4つ。
①学習内容がより複雑化します。
②学習科目が増え、変わります。
③「探究」を重視する学びが加わります。
④学習内容・学びのあり方が変わります。
今年、高校の教科書が改訂されました。
その新しい教科書で勉強した高1が、大学受験をする2025年に新方式の入試になります。
①と②はわかりやすいと思います。
国語や地理歴史はアクティブラーニングが増えたり、
外国語はプレゼンテーションやディベートが増えます。
③の入試にまで関わってくるのは「探究」になります。
探究は課題を発見し、その解決まで能動的(アクティブ)に学ぶことです。
課題発見と解決がポイントになります。
例えば、
中学校では学習なので、「地球温暖化について調べよう」とテーマが与えられます。
高校では探究なので「地球にどんな問題があるのか」のように何を学ぶかから始めます。
中学と高校は答えのあるテーマになります。
大学だと答えのないテーマの探究になります。
この例に当てはまるものは2022年度の大学入学共通テスト日本史にて
「小野妹子」は「おののいもこ」
「北条政子」は「ほうじょうまさこ」
なぜ、小野妹子だけ「の」が入るのか?
という探究を意識した入試問題が出されました。
④の学びの在り方ですが「探究」「論理」「表現」に変わっていきます。
「探究」は課題発見と解決がポイント。
「論理」は言葉の意味のルールです。
例えば「Aならば必ずBだ」の『ならば』や『必ず』の役割の事です。
「表現」は論理を適切に用いて相手にわかりやすく伝え、やり取りすることです。
「論理」「表現」は外国語で大きくかかわってきます。
言葉のルール(=文法)を勉強して社会生活に結び付く英語を学ぶことを目的としています。
英語での発信力の強化が今後の流れになっていきます。
このように教科書が激変する学びに、何をすればいいかというと
「基本を正しく徹底する!」です。
解説をただ読むだけではなく理解することが大切です。
なぜそうなのか、自分がどこができていないか・・・など
「課題の発見と解決」が重要!
探究における課題発見と解決が得点力アップのための
課題発見と解決につながります。