防府校のブログ

★合同な三角形を証明する手順とは?

2023/11/17

今週は、急激に気温が下がりました。
12月並みの寒さとなり、その影響で全国各地ではクリーニング店に冬物を引き取る方が多数いたそうです。
11月も半ばとなり、テスト週間に入った学校がぼちぼちと出てきました。
早いところでは、すでに終わった学校もあるかと思います。
特に3年生は、内申点に関わる最後の定期テストなので良い形で締めくくりましょう。


今回は、数学の中で合同の証明のやり方についてお話をします。
証明というと、たくさんの方が苦手意識を持っているかと思います。
穴埋め問題であれば解きやすくなりますが、全部記述となると難易度が上がります。
証明問題を攻略するためには、まずは流れをつかみましょう!
手元に証明問題を1問準備した上で、見比べながら確認してみてください。


<合同の証明の流れ>

①証明したい三角形を書く。
→その際に、証明したい三角形の順番に注意!

②仮定から条件をひっぱってくる。
→問題文の中から見つける!「~ならば」「~であり」の部分に着目すると良いです。

③自力で等しい辺や角を見つける
→自力で見つけるときは、以下のいずれかがないかを考えてみましょう。

・三角形どうしが重なっているときは、「共通な辺」共通な角」
・平行線があるときは、「錯角」「同位角」
・線分が交差する部分があるときは、「対頂角」

④②と③から合同条件を書く

⑤結論を書く(①の三角形2つを≡を使って書く)


最初にお話しした通り、証明問題はまず流れをつかむことが大切です。
まずは単純な証明問題から練習していき、慣れてきたら複雑な問題にも挑戦してみましょう!

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