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2025年度の大学入学共通テストの変更点とは ? その2

2023/12/20

★2025年度の大学入学共通テストの変更点とは ? その2

 

 

明日から明後日にわたって、

県内では強い寒気の影響で積雪が予測されています。

今週は、終業式の学校も多くあるかと思いますので

登下校の際は十分注意してください。

大学入学共通テストまで、残り24日です。

今回も、来年度からの共通テストの変更点について解説をします。

 

 

③ 数学②の試験時間が10分増加

 

文科省の資料では、数学②の試験時間が長くなる理由を

以下のように示しています。

(文部科学省「令和7年大学入学者選抜に係る

大学入学共通テスト実施大網の予告(補遺)」について(通知)より)

 

"出題範囲が「数学Ⅱ」、「数学B」および「数学C」となり、

選択解答する項目数が2から3へ増加するため、70分とする"

 

数学①は「数学Ⅰ、数学A」「数学Ⅰ」と現行のままですが、

数学②が「数学Ⅱ、数学B、数学C」の1つになります。

つまり、「数学Ⅱ、数学B、数学C」の1つにまとめられます。

ちなみに数学Bの「数列、統計的な推測」および数学Cの

ベクトル、平面上の曲線と複素数平面」

から計3項目を選択することになっています。

 

 

④ 社会の科目編成が変更

 

公共が新設され、

6科目の中から最大2科目を選択する形になります。

6科目の一覧は、以下の通りです。

 

・「地理総合、地理研究」

・「歴史総合、日本史探究」

・「歴史総合、世界史探究」

・「地理総合、歴史総合、公共」(いずれか2科目を選択)

・「公共、倫理」

・「公共、政治・経済」

 

*「歴史総合、日本史探究」と

「歴史総合、世界史探究」の組み合わせを除いては、

同一名称の科目を含む組み合わせは認められません。

 

 

もし浪人した場合ですが、2025年度については

旧課程履修者が不利にならないように経過措置がとられます。

つまり、旧課程による出題科目で受験ができるということです。

 

 

2025年度の大学入学共通テストは、大きく変わっていきます。

高校1、2年生で受験をする予定の方は、

試作問題も出てますのでどういう形式で出題がされるか

まずは把握をしておきましょう!

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