新下関校のブログ

確率の求め方とは?

2024/02/22

★確率の求め方とは?

 

今週は、気温が上がり少し暖かくなりました。

春の訪れを少しずつ感じますね。

3学期も残り約1か月となりました。

中学生以上の方は、学年末テストを良い形で締めくくりましょう!

 

 

さて、引き続き学年末テストの範囲になる単元のお話しです。

今回は、中学校2年生数学の「確率」についてになります。

そもそも確率とは、

あることがらの起こることが期待される程度の数」

のことをいいます。

その上で確率の求め方を今回は覚えていきましょう!

 

 

確率は、「部分/全体」で求めることができると覚えると良いです

例えば、以下の問題を例に解いてみます。

 

"さいころを1回投げた時に5の目が出る確率は?"

 

全体は、「全部で何通りあるか」ということです。

今回でいうとさいころの目は、

(1,2,3,4,5,6)の6通りあります。

一方で、部分は「求めたいものが何通りあるか」

ということを考えます。

今回は5の目が出る確率なので、

5の目は6通りの中で1つしかありませんね。

つまり、今回求めたい確率は1/6になるということです。

ちなみに

ず起こることがらの確率は1で、

けっして起こらないことがらの確率は0になります。

 

 

それでは、次の問題に挑戦しましょう。

 

"0,2,4,6の数字を1つずつ書いた4枚のカードがあります。

このカードを2枚並べて2けたの整数をつくるとき、

できた整数が5の倍数になる確率は?"

 

全体はすべての場合を考えればよいので、

(20,24,26,40,42,46,60,62,64)の

9通りができます。

その中で、5の倍数に該当するのは(20,40,60)の3通りです。

つまり、求めたい確率は3/9=1/3になります。

 

 

確率を求める際には、樹形図を書くことが重要です。

(ただし、2個のさいころを使った問題は表を使います。)

樹形図を正しく書くことで、確率を求めることができます。

中学校の範囲の確率であれば、

樹形図を正しく書けることが重要です。

実際の問題に触れながら、練習をしていましょう!

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