皆さんは、「リフレーミング」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
「リフレーミング」とは、「物事の捉え方を変え、別の枠組みで捉え直すこと」を指します。
ネガティブな考えや短所、欠点など見えているものを物事の捉え方を変えて考えることで、
長所や利点として捉えるという思考方法です。
人の性格で例をあげてみると
「神経質」→細部にまで目が行き届くしっかり者と言い換えられる
「飽き性」→行動力や決断力があると言い換えられる
「自主性がない」→サポート役に向いていると言い換えられる
自分が短所だと思っていることも、見方・考え方を変えると長所として捉えることができるのです。
この「リフレーミング」が、ほめる上で非常に大切になってきます。
子どもは勉強のことを考えていると、自然にネガティブになってきます。
「リフレーミング」を使って、プラスの方向から見て返してあげると例えば、
「僕、勉強しようと思っていても、ついつい他のことが気になっちゃって集中できないんです」
➡「いつも周りに気を配れていて、視野を広く持てるってことなんじゃない?」
「勉強で黙って座っているのが嫌いなんです」
➡「活発でエネルギッシュってことだよね。スポーツなどで上手く発散して、落ち着いて勉強できるようにすればいいと思うよ」
このように、子どもが自分にとって苦手だとかダメだって思っていることを親がプラスにとらえて、
対処方法をアドバイスしてあげると、前向きに頑張れるようになります!
ほめるきっかけの1つとして、お子様に試してみてください!