子どもは、大人が思っている以上に将来のことを現実的に考えています。
「お金持ちになりたい」や「公務員になりたい」という言葉は、けっこう自然に出てくる言葉です。
以下は、最終学歴別の生賃金を表しています。
<中学卒>
男性 1億7,000万円
女性 1億1,000万円
<高校卒>
男性 1億9,000万円
女性 1億3,000万円
<高専・短大卒>
男性 2億円
女性 1億6,000万円
<大学・大学院卒>
男性 2億5,000万円
女性 2億円
*2012年 独立行政法人労働政策研究・研修機構『ユースフル労働統計2014ー労働統計加工指標集ー』より
見ての通り、大学・大学院卒が他を圧倒しているのがわかるかと思います。
大人も子どもも何となくそうだろうなと思っていることを、きちんと数字で示してあげて勉強の大切さを教えてあげることも親の大切な役割です。
「どうして勉強しないといけないの?」とお子様に聞かれた時に、
「ちゃんとがんばって良い学校に行った人のほうが、将来、良い収入を得られるんだよ」と根拠をもって話せます。
抽象的に言うのではなく、具体的に話してあげると説得力アップです!